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【脳卒中後遺症 私の場合】半夏厚朴湯を処方されて一ヶ月

脳梗塞になり幸い命が助かり、入退院中にコツコツ積み重ねたリハビリのおかげで後遺症の左片麻痺は日常生活に支障が無い程度に回復。
ただ、退院後に味覚異常や食事をむせるようになり、声も出しづらく超ハスキーボイスになってしまった。
食欲も落ち退院時より体重がマイナス4Kg。
スリムになる事に関しては問題ないのだけど、これ以上体重が落ち続けてしまうのは怖い。

そこで、退院後の経過を診てくれている脳神経外科の主治医に相談する。
かなり親身に考えてくれるものの脳梗塞になった時の脳の画像がないからか、色々な検査をして消去法で原因を突き止めるしかないようで、何度も院内の別の科で検査したり薬を処方されたりして、それでも原因がわからない。あげくの果てに、なんでも無い事を確認する為に胃カメラを飲めと。
迷走してるな…と、私はおもうのだが。
主治医にそんな事は言えるはずもなく。

さすがに胃カメラは、私の心にも身体にも負担が大きすぎるので考えさせてもらうものの、主治医的にはこの確認をしないと前に進めないらしい。
この方法でいいのか自分なりに考えてたどり着いた答えは、
「最初に診てもらった急性期病院に行こう」


結局、急性期病院での診察の結果、胃カメラは飲ま無い事に。リハビリ病院を退院した後に小さな梗塞が起きている可能性を考えて、MRIで脳の画像を撮る。
結果は、再度の梗塞はなし。
脳梗塞でダメージを受けた箇所を考えると、今の喉周りの不調は不思議ではないとの事。

結局、退院後のストレスで軽くすんでいた後遺症が悪化したのだろう。と、いう診断になった。

食事や普段の会話がリハビリになるという事で、あらためて病院でリハビリはせずに、対処療法にはなるけれどと、漢方薬「半夏厚朴湯」を処方される。

半夏厚朴湯とは、ストレスや緊張によって滞った気の巡りを整え、心身の緊張をほぐすことで、不安神経症やのどのつかえ感、咳、胃腸の不調などの症状を改善する漢方薬

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ここまでが、これまでの経緯。



半夏厚朴湯を飲んで一ヶ月が経ち、漢方を処方してくれた急性期病院へ。
初診、2回目検査、3回目検査結果、そして今回が4回目の来院。漢方を飲んでの経過を伝える為の診察。

「漢方が効いたのか、納得いく診断を受けて安心したのか、なんとなく良くなってきている気がする。」と先生に伝え、引き続き半夏厚朴湯を処方していただく。ここでの診察は今日で終わりなので、処方していだけるMAXの日数である3ヶ月分をお願いする。

医師からは、飲むのを辞めるのも、また飲むのも自分の判断で大丈夫。
今後お薬が無くなったら、いま定期的に通ってる脳神経内科でも処方して貰えるようにお手紙(紹介状)を書いてくださった。

これでひとまず急性期病院での診療は一段落。
よく話を聴いてくれた羽生結弦似のドクターと会えなくなるのは名残惜しいが、悲しいかなドクターにお会いするのは調子が悪い時。またお世話にならないように養生しなくては。

今、かかりつけ医として診てもらっている脳神経内科の医師には、思うところ多々あるがこの時間も必要だったのだと思う。
遠回りした気がしないでもないが、私自身が納得出来て良かった。










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