この人ヤリモク?会う前に読んでみてほしい一個人の貞操観念
なんてあられもないハレンチな題名でしょう。
しかしここ数ヶ月でマッチングアプリを始めて辞めた私は私の"貞操観念"について考えずにはいられない数ヶ月を過ごした。
私は今まで割りと真面目に生きてきた。
羽目を外した事もなく浮気をしたこともなく彼氏が出来れば年単位で向き合ってきた。
だから友達のやっちまった体験談とかを聞いてそういうのもいいな。
なんて少し羨んだりする気持ちもあった。
だからちゃらいい男子で溢れかえるマッチングアプリをやってみて身を委ねる事が出来る人がいたらそんな風になってしまう事もあるのかな?なんて自分の知らない自分を発見出来るかもしれないな。なんて淡い気持ちもあったのは本当。
こんな私だが過去にチャンス(というのか?)が皆無だったわけではない。
一応、これは..誘われている..?みたいなお誘いはあった。
でも乗らなかった。..いや、乗れなかった。
あからさますぎて。
合コンで知り合って「この後、俺の家に来なよ。」
バーでナンパされて「終電なくなっちゃったから泊めて」
多分、これらは極めてチャラい部類のお誘いだ。
なんだかあからさますぎてスッと冷める。
私はどうやら知り合って間もない人とそんな関係になりたくないらしい。
じゃあある程度親交の深まった人ならいいのか
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過去にいいな。
そう思って3回デートした私には不釣り合いの高貴な彼。
3回目のデートでホテルの夜景の見えるレストランで食事をしていたら「部屋取ってるんだ。この後どう?」と鍵をチャラリとされた事がある。
3回目のデートに告白を期待していた私は落胆した。
この人とは付き合えない。
今までの優しさや連絡は全部、今日というゴールに向けて頑張った彼だったんだな。と思ったらイミテーションに浮かれていた自分が悲しくなった。
そして考えた。
私は日々の連絡に3回目のデートにのぞんでいる時点でこの人が好きだ。
彼が真剣に私を想うなら高級ホテルの部屋と夜景をちらつかせ契約を交わさずそういう関係に持ち込む事はしないだろう。
多分、付き合えない事は理解した。
こうなった以上、断ったら疎遠。
受けたらそういう女になるだろう。
ひとつの思い出としてこの素敵なホテルの夜景の見える部屋で好きな人と大人の関係になる事はどうだ?どうなんだ、私。
..いや、無理だ。
好きな人の中でそういう女として生きていく事は私には出来ないだろう。
私には耐えられない。絶対。
好きだからこそヤった女としてではなくそれなりに手間をかけたけどヤれなかった女としてこの人の記憶に残れたらいいな。
私のミジンコみたいな女のプライド。
そして仮に彼が本気だったとしたなら私が今ここで断ったとしてものちのち連絡がくるはずだ。
今ここでこの誘いに乗った場合と乗らなかった場合のメリットデメリット..精神的損得勘定。
だから断った。
彼からその後、連絡はなかった。
それなりに傷ついたけど私が私を知る良い経験になった。
知り合って間もない人には私を委ねたくないし、委ねても良いな。と思える人には女のプライドが勝つ。
そういえば私、なんかめんどくさい女だった。
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そしてそんなめんどくさい女だということを忘れていた私はマッチングアプリを始めて過去の記憶よりあからさまなヤリモク君と知り合う事となった。
マッチする人する人、ああもう、ヤリモク君ばっかりじゃんか。
そんなヤリモク君の嵐の中で毎日メッセージや電話をくれる趣味が同じ男の子に知り合った。
同じ趣味のオンラインで何度か遊んだ。
それからご飯を食べに行ったりした。
1日デートもした。
話も面白くて楽しいなって思えた。
そんな彼の夜中にくる突然の下ネタラインや今からあいたいは、ヤリモクのソレだった。
のらりくらり交わせるレベルのものだったので交わしていた。
でも、ある夜、完全に誘われた。
ああ..。まけた。
ヤりたい>人間としての魅力
あの夜から月日が経ち、多少は恋愛経験値が上がったはずだと思っていたが彼のなかで私という存在が"それ目的"から脱却出来なかった時点でこのゲームは私の敗けである。
切ないな。これ。
でも私を差し出していたらもっと辛い今を生きていたことと思う。だからこれでよかったんだと思う事としよう。
▼きわどいデートへ挑む女子の皆さんへ。
▼きっとコレで解決できます!(多分)