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ガラケー、終わるってよ

スマホ世代の私には「ふうん」である。
※細かく言うと題名の【ガラケーが終わる】も違うのだが、、

ことのはじまりはこんな社会情勢
携帯電話各社は【3G回線を使った携帯電話の使用を下の日程で終了します】

ソフトバンク・ワイモバイル2024年1月末
ドコモ2026年3月末
au2022年3月末に既に終了

となっている。
この【3G回線を使った】というのがポイントで3G回線を使っていなけれパカパカのガラケーはまだ使えるのである。

これに翻弄された私のお話。
スマホ使えない両親やおじい、おばあの携帯で悩む全ての人に。

身近にいた!3G回線愛用者

私はふうんだが私の母親はガラケー愛用者である。
目が悪く機械に疎い母はメールもろくに打てずスマホを持ったこともあったが1日で音を上げた。

ラジオを良く聞く人なので数年前にアプリでラジオを聞いたら便利だよ!などと言ったら母はスマホを購入したのだがスマホを放り投げ「電話が出来ればいい!」と言うので翌日には以前使っていた携帯に戻したのは良い思い出である。

そして母の携帯料金はせめてもの親孝行と思い娘の私が支払っており私が契約しているのだがこれが今回まずかった。

2023年12月、仕事も忙しくなってきたある日。
母から鬼電が入る。

母「お母さんの携帯、使えなくなっちゃう!!」

帰宅の帰り道時間を利用してかけ直すと電話越しで慌てている母。
話をまとめるとソフトバンクを使っている母親の携帯が2024年1月に使えなくなる!というハガキが届いたというのだ。

私が契約者になっているので母では何も出来ずにお手上げという状態なのだ。

そういえば世の中的にそんなことも言っていたかもしれないけど当事者ではない私はそんなことは頭からすっぽり抜けていた。

荒ぶる母を落ち着かせて一旦電話を切り家に帰りご飯を食べながら現在のぱかぱか携帯の実情を調べてみることに。

すると携帯会社が続々と3G回線サービス終了します。と発表していることが分かった。

母はソフトバンクなのであと1ヶ月と半月でどうにかしなければならない。

(そうか、これはお母さんの携帯新しくしなきゃな。今は格安SIMもあるしこれを機に諸々、見直してみるか)
コンビニで買った夕飯のドリアを食べながら思う。

母が携帯ですることは電話だ。電話一択である。
目が悪い母はラインはおろかメールも使えないのである。
その代わり、お喋りが大好きで暇さえあれば友達に電話をかけてピーチクパーチクお話している。
そのため、母の携帯のプランは話し放題でならなくてはならない。
じゃないととんでもない目に合うのは料金を支払っている私である。

そしてネットはというと正直無くても良い。
というか無いほうがいい。
よく分からずに謎にボタンを押してしまいネットに繋がりネット料金が発生してしまう。
こんなことが無い!とは言い切れない。
なので理想のプランは話し放題付きでネットが付いていない。これになった。

早速、探してみると【そんな都合の良いプランは見つけられなかった】

そう、明らかにこの世の需要に逆らっているのである。
今や通話は通話アプリを使って話す時代であり話し放題よりもネット使い放題の方が明らかに需要がある。

そりゃそうだ。

しかし多分母にライン通話は出来ないだろう。
過去に実績がある。

なのでアプリを使って話し放題にする楽天なども母には使いこなせないと判断した。

自分の目的に応じて簡単に診断出来るサイトがあったので母になったつもりで比較して調べた結果【マイネオ】という格安SIMが良さそうなのでマイネオにすることにした。

話し放題のプランがあって通信速度は遅い(最大32kbps)もののネット使い放題のプランがあったことが決め手となった。
間違って動画サイトなどをバッグの中などで回覧し続けてしまったとしても使い放題なので料金的に安心だ。

これで月々¥1460なのだからネットがいらない人に最適である。
というか今まで1万円近い料金を払っていた私がアホだと感じた。

次は母の携帯電話本体問題である。
3G回線が終わる。
3G回線対応の携帯が故に母の携帯は使えなくなる。
4G回線が使えるガラケー。そんなものはあるのか?

普通にあった。


なんなら5G回線対応のガラケーもあった。
とりあえず母に何個か見せて1番好きな見た目のものを選んでもらった。


携帯本体代は思わぬ出費となったが月々の料金は安くなったので結果お得である。

あと残すところはAUだけとなるが3G回線パカパカ携帯終了に翻弄された私のお話。おしまい

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