くその足しにもならないblender講座03(Archipack-前編-)
嫁から『あなたは、赤ちゃんがメロンの漬物を食べた匂いがする』と言われました。きっと褒めてなかろう事は分かっている伊藤です。
さて、本日は【Archipack】(前編)を紹介します。
こちら建築CGパースを作る際や、ゲームの建築物をサクッと作る際に役立つアドオンです。個人的には、blenderで一番興奮したと言っても良いくらい素敵なツールです。
ざっくり説明すると、Archipackは壁、床、天井、窓、扉、屋根などをかなり直感的に、かつモデル的にも美しく形成できるツールです。まず3DCGを始める際にモデリングが大きなハードルになるかと思いますが、Archipackがあればゲーム感覚で建築空間を制作することができます。
このツールに関しては、基本的に触ってみてくださいとしか言えないのですが、敢えてポイントを3つあげるとすると、
①壁制作が容易。壁厚、高さ、長さ、角度などいつでも調整可能。
②壁に対して、床、天井、スラブなど1クリックで作成することが可能。
③壁に、窓や扉を簡単に設置できます(マグネット式)。窓の高さ、幅、位置、ハンドル有無、ブラインドの仕様までいつでも調整可能。
ブーリンアン設定がされているので、予め壁に開口部を開けておかなくても、好きな場所に窓を設置でき、後から移動が可能なのは便利です。(※ブーリアンとは、オプジェクトが重なった部分を差し引いた形状を作る機能)
これだけでも、かなり使えるツールであることがわかると思います。
【設定】はアドオンのArchipackにチェックを入れて、Render presets thumbsをクリックするだけです。
画面右に操作パネルが設置されますので、ひたすらいじってみてください↓
このチュートリアルが分かりやすいので良ければ是非。(英語)
reference : https://www.youtube.com/watch?v=qnFb_4xVGW8&t=3s
モデリングするのが結構大変な階段なんかも、形状によっては数分で制作することが可能になりそうです。
reference : https://www.youtube.com/watch?v=QmohUguadgY
かなり、様々な使い道がありそうですね。
建築パースを制作する上で、綺麗な箱さえ準備できてしまえば、後はモチベーションを保ちやすいと思いますので、とにもかくにも、Archipackで床、壁、天井、窓を作ってみてください。
次回、【Archipack】(後編)では、個人的にツボな”床のパターン生成”についてご紹介します。
お楽しみに。
ついつい、ベタな終わり方をしてしまった。
まあ、いいや。1%伊藤でした。再見!