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自然の恵み、湧き水で育つ「わさび」の美しさに魅せられて~わさびの収穫体験@滝尻わさび園~

2024年7月に、静岡県伊豆市天城湯ヶ島(伊豆半島の真ん中)にある
滝尻わさび園で、わさびの収穫を体験しました。
めちゃめちゃステキな体験で、オンババ、わさび田に恋しました~!
(この2週間前に、吉野に恋したばかりなのに!^^;)


1.滝尻わさび園

当日、滝尻わさび園の浅田恵子さんから、同園のわさびやわさび田について、説明を受けながら見学しました。

<説明いただいた内容>
・「真妻(まづま)種わさび」と「実生(みしょう)種わさび」の違い
  注:わさびには多くの品種があり、滝尻わさび園さんでは、
   主にこの2種類を生産。
 真妻種わさび(約2年かけてゆっくり育つ)
   -栽培が難しく希少品種。*収穫体験したのはこちらのわさび。
   -香り高く粘りがあり、辛さのなかにほんのり甘みがある。
 実生種わさび(1年で収穫)
       -日本で栽培する約8割を占める。
       -みずみずしさとわさびらしい爽やかな辛味がある。
   夏場など、少々水っぽく辛味も薄い場合も。

・わさびの生育環境 
 -一年通して12~14℃の湧き水の中で生育。 
 -農薬は使われず、木陰のある環境が適している。

・わさび田の歴史
 -わさび栽培は、大正時代に遡る。
 -少しずつ栽培面積を増やし、わさび栽培が軌道に乗ってきた矢先の
  昭和33年の「狩野川台風」で、水源から5mを残し流失。
  復旧には3年もの月日を要した。
 -度重なる災害にあいながらも、代々わさび田を築き守ってきた。

・滝尻わさび園の目指す想い・使命
 -先人たちが、困難を乗り越え築き上げたわさび田と天城の自然環境を
  守り続け、後世に引き継ぐこと。
                       などなど...

滝尻わさび園については、こちらのHPをぜひご覧ください!

現地をご案内いただいた恵子さんのnoteはこちら:

2.わさびの収穫体験

体験できること(有償):
・わさび田に降りての、わさびの収穫
 わさび田に降りると、通路から眺めるのとはまた違った景色が見えます!
・収穫したわさびを洗浄し、商品にするまでの一通りの作業
 (髭根を毟る作業など。)

はじめに、一番奥の水源まで案内いただきました。
この日、伊豆市内の気温は30度を軽く超えていましたが、
こちらのわき水の温度は13.8℃、水辺の気温も26.7℃と快適
わさび田の横には、川が流れています。
いつまでも見ていたくなる美しい景色。また違う季節にも来てみたい!
こちらには、若い苗が植えられています。
わさび田に降りての収穫体験
オンババが収穫したわさび。こども付き!
茎を切った状態(泥落とし前)
こちらの、水圧を利用する機械を使って泥落としをします。
すべてが初めての作業、とても楽しかった^^
(この日は気候が良かったけど、寒い時期は大変そう...)

収穫したわさびは、自宅に持ち帰り、「わさび丼」にしていただきました。
たっぷりの鰹節に、お醤油を少しかけて食べる「わさび丼」、
それはそれはもう、めちゃくちゃ美味しかったです!!!
(人生の最後に食べたい一品^^!)
食べるのに夢中になり、写真を撮り忘れました💦

注: わさび田の見学・収穫体験は【予約が必要】です。
        冬季(12月〜2月)は、歩道が凍結する恐れがあるため、
     わさび田見学は行われていません。

3.わさびの収穫を体験して膨らむ夢
 (オンババの勝手な妄想💦)

今回わさび田をご案内いただいた恵子さんには、以前、狂犬ツアーでお会いしたことがありました。(他にも、オンラインでご一緒したことも。)
その時から、滝尻わさび園や、(ご自身の家業だけでなく)伊豆地域全体が、環境を保全しながら豊かになることへの熱い想い(パッション🔥)を伺っていましたが...今回、実際に現地を案内いただいて、改めて恵子さんのパッションに触れ、感銘を受けました。
そんなオンババが勝手に抱いた夢を、最後に書き留めておきます。

・わさびを収穫する体験だけでなく、わさびを植えたり、
 わさび田の手入れ作業体験もしてみたい!

 (持続可能な環境保全について、さらに学ぶきっかけとして。)

・わさび田で、わさび田の美しい景色を眺めながら、
 採れたてわさびを使ったわさび丼やわさび味噌おにぎりを食べたい!

 (ご飯は、土鍋の炊き立てを希望w)

*上記2つをプレミアム有償企画とし、滝尻わさび園や地域の維持発展に
 賛同するファン(仲間)を増やす。

・伊豆の旅館・レストランで、滝尻わさび園のわさびと使った、
 わさび御膳/わさび料理のフルコースを食べてみたい!

・このわさび田(伊豆)で、世界各国・地域の人を招いて狂犬ツアー
 やりたい!

・畳石式わさび田の「畳替え作業」をできるだけの事業になりますように!
 注:
畳替え工事、10aで人件費だけで数千万円かかるそう。

 この自然環境を、次の世代、その次の世代にも残すためにも、
 
事業として大きくなることは不可欠。

昨今の温暖化もあり、この環境を保全・維持していくことの大変さも感じつ
つ、この豊かな自然環境が次の世代にも引き継がれることを願ってやみません!!!

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