「ぬねる」の話
『にけつッ!!』より千原ジュニアのトークを文字起こし
ジュニア「それこそ、この前コントにしたけど、『ぬねる』の話ね。俺は『ぬねらず』に生きたいと。
ひらがなの『ぬ』って、『め』あっての『ぬ』やと。
『め』のインスパイヤされてません、とは言わさへんぞと。」
ケンコバ「『め』発信やろと。」
ジュニア「『ね』なんて、ほぼ『わ』やん。『わ』に一手間加えたのが、『ね』やん。それはええけど、じゃあ本家『わ』より五十音順で先に『ね』出て来るなよと。
『ぬ』でも、『め』が先にあって後から『ぬ』やったらええけど、先来てんねん『ぬ』が。お手本とした人より先に。
『る』なんて、『ろ』やん。」
ケンコバ「『ろ』ありき、ですね。」
ジュニア「せやのに、『ろ』より先に "どうも『る』です"て。
『ろ』びっくりしてるで。えぇ、俺のやつやん。ほぼ俺やん。て」
ケンコバ「『ろ』→2号機やん。『る』→初号機やん。」
ジュニア「順番が入れ子になってややこしいんです。『ぬねる』の話。
例えばビル、エレベーター乗った。
それこそじゃあ、4階に風俗店があるとしよ。店舗型のそこ行くとしよう。
4階のボタン押した、扉閉まりかけた、向こうからおっちゃんがタタタタと走って来る。
あ、エレベータ乗りはんねやろな思って、"開"ボタン押して待ってる、乗って来はった、チーン、閉まる。
このおっちゃんボタン押さない。
あぁ、おっちゃんも同じ4階の風俗店行きはんねや。
チーン、4階着いて、先に受付やんねん。で、先におっちゃんが良い人を選ぶねん。
いや、『ぬねる』なよと。」
ケンコバ「それはマナー違反やわ。」
ジュニア「そこは、"先どうぞ"やろ。マナー違反やん。
エレベーター待ったのに、時間も人もめちゃめちゃ『ぬねられ』てるやんと。でも逆に俺は『ぬねられ』たって、『ぬねり』返す様な事はしたくないと思って。」
ケンコバ「なるほど。戦いが終わらないから、そうなったら。」