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週刊ふところ紀行 その24

 おはようございます。24週目です。
 今週はきっと楽しいことがたくさんあるであろう。


前説

【告知】は、ガチ告知です。




異端という普通

10/21、家にて

 そういえば、図書館から借りていた本の返却期限が今日なのに、1ページも読んでいない!と午前中に思いだし、急いで読みました。
 村田沙耶香『コンビニ人間』。芥川賞作品。あまり本屋大賞以外の受賞作品系を通ってこなかったタイプなのですが、これはいろんな人に強くおすすめされたので読みました。
 ていうかさ、なんでみんな就活中の私にこれを強く勧めてくるかなあ。心にズシン来るやんけ。
 自分の居場所ってなんなんでしょうかね。あと、「普通」ってなんなんでしょうか。普通ではない人間を異端と表現することがありますけれど、自分にとっての普通が他人にとっての異端であったり、その逆もしかり、な感じで。
 「普通の生活」むじぃ〜、です。むじぃ〜。

 そんなわけで私のように自分の立場に困っている諸君は、一度これを読んで、悩みとか鬱憤を深くて良い方向に伸ばしていきましょう。
 強くおすすめ。

 てなわけで無事返却。
 もう一冊借りていたのだが、そちらは期限延長ができたので、あと1週間くらいでぱっと読みます。また感想書きます。




飲み屋さんの唐揚げってなんであんな永遠に食べれるんだ

10/22、家にて

 私の父のバースデーです。
 昼はロッテリアの月見バーガーを食い、夜は家族で地元の飲み屋さんへ。
 完全に食いすぎました。腹が膨らんで、ヘソ付近の肌が艶ってる。

 そういえば、ロッテリアの月見、卵の甘い感触が直に口の中襲ってきて、カルボナーラみたいで美味しかったです。




これで縁ができた

(元ネタ→ドンブラザーズのドンモモタロウより)

10/23、学校にて

 戯曲を書くという趣味を持っていてよかったと、初めて思えました。
 CMディレクションを学ぶ、少し変わった授業を取っているのですが、そこの先生が演劇好きでして。演劇や戯曲関連のお話で盛り上がりまくり、オススメ作品もたくさん聞けました。しかも、先生に私の書いた戯曲を読んでいただくなどしました。しっかりとしたフィードバッグがいただけること、嬉しすぎる。友好関係の狭さゆえなのか、あまり脚本をふらっと見せられる人が周りにいないので、これは非常に不思議な縁です。
 ひとつやらかしたことといえば、CMの絵コンテを書く課題において、私に対する講評がちょいと厳しくなったことですかね。何かにつけて「脚本書ける人って分かっちゃったからさ、ハードル上げます」という感じになってしまいました。
 しかしながら、高い学費を払っているので、これはとてもありがたいことです。ハードルを飛び越えられるよう頑張っていきます。
 演劇って奥が深いぞ。掘っても掘っても何も見えない世界すぎる。





テラスにて

10/24、テラスではなく家にて

 早速、昨日の先生のおすすめを観てみた。
 映画『At the terrace テラスにて』。監督は山内ケンジ。
 95分ワンシチュエーション。とても演劇的で見やすいので、私からもおすすめしたいです。
 もう一度言うが、とても演劇的・舞台的。

 あらすじ的には、とあるパーティが開かれた日の夜、豪邸のテラスに集まった富裕層の日本人男女が、一人の女性の「綺麗な二の腕」を巡ってあーだこーだ……。ただそれだけという。原作は山内ケンジさんによる戯曲。

 あの不条理溢れる会話劇と、まるで袖に捌けていくように別荘の中に消えていく人々の動線。めちゃくちゃ舞台だ。めちゃくちゃ私の性癖にぶっ刺さるやつじゃないですか。先生私の趣味分かっとるなぁ。

 ほんとに……平岩紙さん……最高だ。という感想が1番に出てきました。最高です。二の腕が綺麗なのはもちろんなのですが、ふとした表情と、気まずい空気感が最高でした。さっきから最高しか言ってないですけども。

 あ……あまり詳しくは言わないけれど、これラスト痺れましたね。ほんとに、ラスト。最後の最後1分。ぐぅわぁ!って声出ました。痺れました。
 個人的好きな映画のラストシーンランキング、かなり上位に入る気がします。

 気遣いやへつらいで蓋をしていた登場人物たちが徐々に自分をさらけ出していくさまが、ひたすら鳥肌でした。ありがとう先生、おすすめしてくれて。素敵な出会いでした。






しがない表現者による冒険が、始まる

10/25、家にて

 ネトフリで『LIGHT HOUSE』をちょくちょく観ています。星野源さんとオードリー若林さんが悩みについて語り合うシリーズ。好きにまっすぐなお二人の熱量に背中をドカンと押され、創作意欲がガンガンに湧いてきます。非常にありがたいです。恨み辛みも嫉妬も葛藤も、全てが表現となって世に駆けていく様子が、かっこよい。その背中がかっこよすぎて、駆け出しながらクリエイターを名乗っている身としては、「どうしても、わたしが何かをいま創らなきゃ」という感情になります。ありがたい。
 創作でたくさん冒険したい。自分の表現だけを携えて、世の中という名のジャングルへ、冒険しにいく私であった……。
 なにかを掴んだときには、私も星野源さんと対談します。よろしくお願いいたします。(?)

 なんて言っている合間に、以前気になっている、というかハマりかけていると言っていたとあるアーティストのライブが当選したようです。初なのに、地方しか当たらなかったので遠征です。初で遠征。随分と冒険してしまっています。
 こちらはガチの冒険です。行ってきます。





【告知】さあ、ZINEを売るよ!!

10/26、家にて

 芸祭で売る予定の、ZINE、来た。

 正直めちゃくちゃ最高な出来です。
 にも関わらず、もっと発注しとけばよかったな、な数しかございません。ぜひ当日は、お早めにどうぞ。超自信作、仕上がってます。

 雨予報が少し不安ですが、私は自称晴れ女ですのでご安心ください。ぜひのお越しを!私のブースは数人の友達と共有しているのですが、他の子も最高な作品を作っているので、ぜひ見ていってください!チェケラ!

詳細↓↓↓






他校の芸祭潜入捜査

10/27、ムサビにて

 自分の大学の芸祭を控えた今、武蔵野美術大学の芸祭に潜入している私です。ほぼスパイです。
 ムサビには、高校時代の友達がたくさんいるので、ほぼ同窓会でした。
 そしてちゃっかり全員に、我が校の芸祭を宣伝。そうよ私は、意外とちゃっかりもん。ずっとちゃっかり系で生きているので、意外と、じゃないかもしれない。
 フリマも展示もステージも、キラキラしていて、制作意欲爆上がりしました。
 てか、海底コンセプト、最高。輝きすぎ。

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