MY STORY 「私が会社員を辞めた理由〜自分に迷いがなくなったとき〜」
こんにちは!
「自分を満たし、心豊かな人生を、共に創造する」ライフコーチの山口夏生です。
これからの人生やキャリアに迷う同世代女性が、自分の望むライフスタイルを選択する力をつけ、実現するためのサポートをしています。
MY STORYシリーズでは、自己紹介を兼ね、私のストーリーを振り返っていきたいと思います。
前回までのお話・・・
MY STORY「私が会社員を辞めた理由〜海外赴任で気づけた、本当の気持ち」
MY STORY 「私が会社員を辞めた理由〜初めての退職を決意するまで〜」
さて、今回は初めての退職(2017年)をしてから、独立するまで(2020年)を振り返ってみたいと思います。
2017年に新卒からお世話になった日系大手物流会社を退職。
退職後、8ヶ月間の「なんでもない時間」「なんにでもなれる時間」ブランク期間を経て、ちゃっかり転職活動をし、人材開発の会社にお世話になることが決まりました。
でも実は、最初から正社員として、転職することを考えていたわけではありませんでした。
8ヶ月のブランク期間に、「ヨガインストラクター」としての働き方も模索しました。
しかし、当時一般的だった、「未経験者はホットヨガスタジオからスタート」的な流れには、どうしても気持ちが踊らなくて、足が向かなかった。
”大好きなヨガだからこそ、自分が良いと思ったことを伝えられる環境を選びたい。自分の心が納得できないことは、やりたくない。”
そんなときにふと、ふと気づいたのです!
"私、ヨガインストラクターになりたいんじゃない。人を前向きにしたり、自分が楽しくて夢中になれる仕事がしたいんだ。"
自分の違和感に気づけて、目指したい方向が見つかってから、転職活動を本格スタートしました!
正直、8ヶ月のブランクがある30代は、企業としても嫌厭します。
正社員を希望しての転職活動だったので、なおさら。
さらに、ヨガの学びを通して、「人の内面」への興味に気づけたこともあり、未経験ではあったものの、HR系にチャレンジしたかったので、業界・職種共にがらっとチェンジ。
だいぶ攻めの転職活動でしたが、「ブランク期間の経験を買ってくれない会社なんて、こっちが興味ないわ!!」ぐらいの気概でいたのを覚えています。
結果的に、企業に研修や組織開発をサービスとして提供しているHR系の会社で人材・組織開発コンサルタントとして取っていただきました。
念願叶って、希望の業界でチャレンジできることに。
最初は、知りたかった知識やスキルに溢れ、毎日が刺激的で自分の成長を感じることができて、やりがいを持って楽しく働いていました。
1年くらい経った頃、新しいことにも挑戦して、できることもたくさん増えたのに、どこか満たされない思いがあることに、気がつきました。
当時の私が感じていたこと、
・会社の人事や、人事コンサルタントが私のお客様だったので、その先の人の変化にダイレクトに介入できないもどかしさ
・組織開発、チームビルディングを提供している会社なのに、自組織がノウハウを実践できておらず、争いが絶えず意識がバラバラ
ちょうどそのとき、受講していたのが統計心理学i-colorだったんです。
自分の価値観を棚卸して、自分が感じていることや考えていることを、肯定的に認めることができるようになったタイミングで、気づけたことがありました。
・自分が良いと思ったこと、実践していることを、嘘偽りなく人に伝えていきたい
・信頼できる人たちと、お互いを尊重しながら働きたい
・目の前の人が変化して、喜んだり感謝してくれるような瞬間を大切にしたい
自分の価値観を理解できるようになってから、「なぜここではないのか」「今感じている違和感」を、自分自身が認めることができるようになったんです。
会社や一緒に働く人、環境のせいにするのは簡単です。
誰かのせいにするのではなく、自分の本当の気持ちを尊重できるようになったことで、
ついつい見逃してしまったり、いけないことに蓋をするように隠そうとする自分の違和感を、肯定的に受け止められるようになったのです。
そして、誰を攻める訳でもなく、「自分の気持ちを優先した決断」ができるようになりました。
「自分が良いと思ったこと・実践していることを、人に伝える。そして、目の前の人の気持ちに寄り添う人でいる。」
今では、大切にしたいことを大切にしながら、お仕事ができている環境に感謝です。
そして、自分の価値観を活かしながら仕事をしていると、自然体でいられて、心から充実するような時間に立ち会えて、幸せです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?