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扇ノ山新緑登山 備忘録

ブナの林床に生えるというチシマザサ。町内では扇ノ山で見ることができるようなので、5月12日(日)上山高原ふるさと館のプログラム、「新緑登山」に参加してきた。
あいにくの雨にも関わらず、参加者は10名程いた。まず、ふるさと館に集合し、マイクロバスで登山口まで移動。登山口までは車で3~40分。
ガイドさん曰く車酔いに注意である・・・
ルート:小ヅッコ登山口→扇ノ山山頂→畑ヶ平

↑スタートの「小ヅッコ登山口」
↑9時50分 「小ヅッコ登山口」に到着
忠告通り車酔いしてしまい不安なスタート
↑ 登山開始すぐブナ林の絶景!!酔いもさめる
↑ 一方、目的のチシマザサは、鹿の食害で無残な姿
ガイドの方曰く、昔はこの辺の林床はチシマザサの薮だったそう
林の中はブナの葉が傘代わり。
それほど雨が当たらないので歩きやすい
↑ 避難小屋。冬は2~3メートル積雪があるそう。
↑ 曲がりながら立つブナが冬の雪深さを物語っている。
例年ならこの時期でも一部残雪が見れるれしいが、今年は残っていなかった。
↑ 立派なブナの木
↑ ウワミズザクラ
↑ ウチワカエデ 紅葉がきれいらしい
↑ ホソバトウゲシバ
↑ 立派なスギ
↑ 鳥取県側のブナは樹齢がだいたい同じらしい。
↑ 7合目あたりで、まとまったチシマザサの群生をみることができた。高さ2mくらい
↑ 展望台、晴れたら湖山池がみえるらしい
↑ 12時 山頂到着、もちろん真っ白!
杖代わりに傘を持っていけばよかった。
透明カッパは濡れてダメだった
↑ サンカヨウ
昔は地面を覆うくらい自生していたそうだが、
今となっては県のレッドデータブック掲載種となっている。
網がしてあるのは鹿の食害から希少種を守るため。
下山は畑ヶ平方面に降りる。こちら側はブナの原生林で、登りの時とは違い樹齢が様々。
今回は長靴で参加したが下りは滑った。登山靴も滑っていたので杖があった方が安心。
↑ 下りの休憩中。経験豊富なガイドさんから、ツキノワグマ遭遇話を聞く。
↑ ブナに空いた大きな穴!キツツキの仕業らしい
14時 畑ヶ平の登山口に到着
達成感と無事に下山できた安心感で迎えのマイクロバスに乗車。
しかしまた帰りの車で酔ってしまった…

感想
 チシマザサを目的に参加したが、ブナ林のあまりの美しさに感動した。雨のおかげもあって、瑞々しい新緑を満喫できた。今回お世話になった、上山高原ふるさと館は年間を通して様々なプログラムを企画しているので、紅葉の時期なども登ってみたい。


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