日記|20231221
いつも「もう無理!」って思ってから美容室の予約をするから髪形が許せない日を数日過ごすことになる。今まさにその時間を過ごしている。不器用だからセットやアレンジができないしケアに時間をかけたくないからショートにしているのに手に負えない状態になるまで放置してしまう。ショートにしているのが1番好きだし、アイデンティティの一つだと思っている。ショートにしている人のことを贔屓してしまうしすぐ好きになってしまう。
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初めて髪形をショートにしたのは七五三を終えた直後だったからよく覚えている。6歳の11月だ。肩より長かった髪を肩に着かないぐらいのボブにした。未来から来たトランクスのつもりで幼稚園に行ったけど当時スーパーロングのお友達とずっと一緒にいたからか、周囲からはムサシとコジロウと呼ばれてしまった。私は敵キャラクターの名前で呼ばれたのが悔しくて大泣きしたし、お友達も不満だったようでしばらく一緒に遊んでもらえなかった。
そのあと9歳でバスケットボールを始めてから髪の毛はどんどん短くなっていった。高校の時は髪が短ければ短いほど気合が入っているとみなす顧問の指導を受けていたのでデビュー当時の森昌子よろしくモンチッチみたいなベリーショートだった。当時は盛り髪全盛期だったのでおしゃれができないと嘆いていたけど、上野樹里が『ラストフレンズ』でベリーショートにしたのにはちょっと救われた。ツーブロックにしてきた先輩は殴り飛ばされアシメにした先輩はテーピング用ばさみで髪を切り落とされたと聞いていたが、青文字系のモデルに憧れていたので前髪をぱっつんにしたりギザギザにしたりしてささやかな反抗をしていた。
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スポーツを辞めてからはおしゃれの遅れを取り返すべく貪るようにファッション誌に目を通した。今宿麻美や菊池亜希子、伽奈といった髪の短いモデルのスタイリングが好きになったから髪の毛を伸ばすことはほぼ無かった。例外なのは蒼井優に憧れる期で数年に1回あるけれどいずれも肩に届く前に我慢できなくて切ってしまうのだった。
ベリーショートはもちろんショートウルフやショートボブ、マッシュと短いなりにもいろいろやってきたし、これからもいろいろできると楽しみでいる。いつか白髪が増えたらハイライトを入れて耳元も刈って色も形もかっこよくしたい。真似したら火傷するのはわかってるけどセレブのショートヘア画像をPinterestで眺めてると本当にかっこいいスタイリングが見つかる。でも恥ずかしくて美容室ではお願いできないかな。
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最近はエマ・コリンズの髪形をウォッチするのが好き。日本のモデルだと畠山千明の髪形も最高。そうこうしているうちに美容室の予約時間になったのでこれにておしまい。