【ネタバレビュー】植物展に行った話。
上野の科学博物館で開催されている、特別展「植物 地球を支える仲間たち」を見てきた。
興味はあるけど時間やお金やその他諸々が足りなくて行けてない人、友達に行ったフリしちゃったから話し合わせるためにポイントだけ教えてくれって人達のために、ここにネタバレだらけのレビューを残します。
雰囲気だけでも楽しんでいってください。
1.入り口あたり
・どのジャンルの展示会でも大体入り口でよく見かける「今回のテーマの全体像説明パネル(大)」。今回も例に漏れずありました。ちなみに世界中の生命体のうち8割は植物らしい。ほぼ植物じゃん。
・植物にも感覚があんだよねって話のゾーン。重力を感じて頑張って上にのびる植物(だいぶたくましい)と触覚があるオジギソウ。オジギソウが閉じるのは、葉っぱの根元にあるカルシウムが反応してるらしい。カルシウムって背が伸びるだけかと思ってた。
・大きい(どころの騒ぎではない)アサガオ。つる性の植物は自立できないから柱に巻きついて成長するらしいんだけど、アサガオが柱を探しながら成長していく過程の動画が流れていて、つるがぐるんぐるんに円を描きながら伸びていくのが大変かわいらしい。
・キャベツはその時々で、自分の都合の良い虫をおびき寄せる香りを出すらしい。とんかつの引き立て役のわりには魔性の女の気配。
・ダーウィンは、ランの細長い距(花についてる袋みたいなやつ)を見て、「きっとここに口をつっこめるような口が長い蛾がいるにちがいない!^_^」ってなったらしい。天才の発想すぎてよくわからなかった。
2.真ん中あたり
・「〜すぎる◯◯」で、誇張でなく本当に「〜すぎる」ことってあるんだ。という気づきを与えてくださる植物界。
・おそらく今回の展示の見どころの1つ、でかすぎコンニャク。「大きい。以上。」ってかんじの潔さ。
・一枚の葉っぱが1500年生き続けるらしい。そんなに生きたら流石の葉っぱも自我くらい目覚めそう。
・大きすぎるどんぐりってワードだけでもかわいいのに、「最大のものだと直径3cmあります」の解説で可愛さが渋滞おこしてた。ちびっ子界の頂点として”正解”すぎるサイズ感。
・そしてこっちはちゃんと大きすぎる、2段オチのお笑いが分かってる植物たち。
・「競争相手は親」「肛門にあたるところから発芽」というパワーワード。
・今回の見どころその2、ラフレシア。きっと今の20代30代はポケモンで初めて「ラフレシア」って単語に出会った人が多いはず。ただ、こんなでかい体のわりに他の植物に寄生してるらしくて、なんか情けない気持ちにならないこともない。

長くなってしまったので一旦ここまで……
レビューというかただの感想になってしまった。でも、記憶は思い起こした回数で定着度が決まるらしいので、こうしてまとめている今、まさに、私の脳内には植物達の知識が深く刻み込まれているのだ!
……。
だからどうした。
書いてあることは全部、冗談とユーモアです!