正しい呼吸の吸い方・吐き方
お腹の症状をお持ちの方、ほとんどの方に当てはまるのが呼吸の浅さです
呼吸が浅いと、体に送る血液の酸素量が減るので、血流がにぶり、体が緊張してしまいます
この緊張は胸がドキドキする緊張ではなく、体にグッと力が入ってしまう状態です
この体が緊張して呼吸が浅くなった状態を回復させるために、お腹をさわっていくわけなんですが、自分で調整する方法としては、呼吸を自分で吸いやすくする必要があります
まず、真っ直ぐ立った状態or仰向けに寝てる状態で、手のひらを体の正面に向けてください
(気をつけの状態ではなく、手のひらだけ前に向けて下さい)
手のひらを前に向けるだけで、肩が開き、胸が張りやすくなり、呼吸を吸う体勢に入ります
そして息を吸う前に、今自分の肺に入っている空気を、ゆっくり細く長く息を吐いて、これ以上吐けないというところまで吐ききって下さい
呼吸は吐かないと吸えないんです
呼吸が浅いときは「吸おう吸おう」という意識が強くなるものですが、まず息を吐くことによって吸える構造になっています
「呼吸」という漢字は、呼気(吐くこと)⇨吸気(吸うこと)の順番で書かれてますよね
吸うことより吐くことが先なんですね
ですので、なんか息苦しく感じるようなときは、この方法でまず呼吸を意識を向けて、呼吸をしてみてください