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021.記録:VM-1グランプリ優勝
ほっほほい、未成年です。成人してます。
皆さまはVM-1グランプリというものをご存知でしょうか。
VM-1グランプリとは、VOCALOID漫才の日本一を決める、毎年年末頃に開催されるコンテストの事です。
VOCALOID達にお喋りをさせて、一番面白かった人が優勝!ってことですね。
毎年数十組の参加があり、非常に盛り上がっています。
細かいルールはこちらをご参照の程。
今回はこのVM-1の優勝作品のみを集めました!
つまり、ほぼ歌いません!!!VOCALOIDなのに、歌わずにしゃべくりをします!
ではどうぞ!
VM-1グランプリ2010 No.0026 兵庫兄弟
2010年の優勝作品。ボケ:レン、ツッコミ:KAITO。優勝するだけあって話の広げ方が超絶上手い。『デート』というテーマの主軸はありつつ、入りと締めは『デート』以外の事で始まり『デート』以外の事でしっかりケリを付ける徹底ぶり。漫才だから当たり前なんですけど、話の伏線をしっかりと回収していきます。すごい。
VM−1グランプリ2010 No.0019 ミクともう一人
2010年の優勝作品。ボケ:ミク、ツッコミ:マルキン(作者)。上記の兵庫兄弟と同率で優勝しています。こちらは、話の内容を全て統一し、入りも落ちも『桃太郎』をテーマにずっと展開していきます。『新しい昔話』という最初の発言もそれだけで興味を沸き立たせますね。正統派が割と多いVM-1ですが、これはとりわけザ・正統派といった印象で安心感があります。
【No.0038】 207 【VM-1グランプリ2011】
2011年の優勝作品。ボケ:いろは、ツッコミ:ミク。39+168で207です。こちらもなんと『桃太郎』の話です。小ネタが非常に豊富で、当時流行したボカロ曲やCMソング、アニメ、時事ネタ等の取り入れ方が実に秀逸です。"ネタを忘れる""声が裏返る"などの通常の漫才ではまずいことも、VOCALOIDにやらせるとなると超すごいですよね。
VM−1グランプリ2012 No.0006 兵庫兄弟
2012年の優勝作品。なんと二度目の登場、兵庫兄弟です。『透明人間』と『焼肉』の二つをテーマに展開していくのが凄まじい。また、レンとKAITOの掛け合いが面白く、動画だから出来る事をふんだんに取り入れています。普通は聞き取れない掛け合いってのはダメだけれども、字幕をちゃんと流すことによって逆に強みになっているのです。ぴったり台詞が合った時の気持ちよさ。
VM−1グランプリ2013 No.0002 重倉家
2013年の優勝作品。ボケ:miki、ツッコミ:ミク。mikiが高い声でずっとボケ散らかすのを、ミクが冷たく当たりながらも全部拾っていくという異色の漫才スタイル。なのでテーマに統一性はなく、漫才をちゃんと見たい!っていう人には受けにくいかもしれません。が、このはちゃめちゃなテンションが好きな人は僕以外でも絶対にいる。"お漫才"っていうの可愛い。
いかがだったでしょうか。こういう面のVOCALOIDを見ている層って多くはないんじゃないかなと思います。是非ね、あまり触れない方面にも触れていってみていただければと思います。
以下、上記5曲(5漫才)のマイリスです。
どうもありがとうございました~。