怒鳴ったりしない怒り方のが正当に怒りが伝わるよーな、な話。
(注!ちょっと乱暴な表現が多い記事です。特に心当たり無い事でも「私のコトかも?」って感じやすい人は安心してください。noteどころか各SNS全く関係ない、リアルの人間関係の愚痴です。気にしたらダメよ。)
君の瞳から星が飛んでったよ。
まあなんてロマンチック。
何言っとんじゃと思うでしょ?でも有るんですよ、目から流れ星みたいな瞬間が。
私は喧嘩が大の苦手。人から手が出される前に逃亡するビビりだっつーのと、持ち前の運が良いのもあって他人から殴られたりした事ほぼ無くて。コレからもそうやってバイオレンスな状況から避けまくる気でいた。ソレが出来る環境だったしね。
油断してたのは自覚してる。
牛の横で不用意にしゃがんでしまったのは私がアホだった。ソコにたまたま牛の蹄が飛んで来て頭部にクリーンヒット。
もうホント目から星飛んだのが自分でも見えんの。バチバチとか言って頭の中でスパークした感覚あった。
意識は意外とはっきりしてて、酪農の仕事始めた時に牛床(牛の生活スペースの事。ウチは牛一頭に対して1.5畳位の広さが有る)で絶対転ぶな、蹴られたり踏まれたら死ぬから。って注意受けてたのが頭の中でぐるぐるしてんだけど、足がとにかく動かない。格闘ゲームとかで所謂「ピヨった状態」もうあの感じそのまんま。
わー私今ピヨってる〜って驚きと、疲労感がグワっと襲ってきてその場にへたり込みたい気持ちと、でももう一撃喰らったらヤバいって葛藤で大混乱スマッシュブラザーズ。
様子がおかしいって気付いた旦那が助けに来てくれたんだけど、ファイティングポーズしてたらしい。一体何と戦ってんだか。
怖いのは牛が別にコッチに危害加える気では無いっつーね。耳の後ろ痒いから後ろ足で掻こうと思って脚上げたら、ソコに運悪く人間の頭が有っただけ。そんで運悪く当たっただけ、っつーね。
向こうからしたたったそんだけなんだけど、コッチはいきなり蝶野の喧嘩キック喰らったくらいの衝撃なんだよ。
こう言う事言うと牛を丁寧に扱ってないからじゃないの?って言ってくるヤツ居るんだよなぁ。仲良し度が足りないんじゃないの?てさぁ。
んな訳あるか!牛にとっちゃ人間なんてデカいハエと変わんねーんだよ!なんで圧倒的フィジカル強者の牛が人間に忖度してくれると思ってんだ!こっちゃ永遠の防戦一方だよ!!
取り乱しました。すみません。
まあ、どうせなら強い繋がりで声の強いミュージシャンの話します?
声の強度って基準いっぱいあって、ソレは大きさだったり、メリハリだったり、若しくは粘りだったりすると思うんだけど、何を表現してるか他者に伝わるか否かってのがアーティストに取っての強さになると思うんだ。言葉にすると総合力になるかな、どんな大声でもロングボイスでも曲やコンセプトに合わなきゃ意味が無い訳で。
その点に於いてパラモアはかなりの猛者。
そのボーカル、ヘイリー・ウィリアムスの声を例えるなら、寝技有りの格闘技で敢えて打撃だけで勝負するパンチャーみたいな。
声だけで打ち合うブレイキングダウンあったら絶対優勝だと思う。
先ずパラモアの楽曲って全体はキャッチーでポップなんだけど、ちょいちょいロックらしい歪んだ音やリズムが挟まれたりして、抑揚強めに出して良い感じにノッて来た辺りで外されるから感情を乗せるには難しい曲だと思うんだけど、ヘイリーはそんな事意に介さない。ポップロックにありがちな安定した歌唱で安心感出してます!なんてコトする必要も無い程、難しいメロディに感情を爆発させる感覚が身についてる。
この場合の感情的にって、ただ歌詞に任せて感傷に浸って歌ってるって意味じゃない。ソレやるとワザとらしさが目立って聴衆を白けさせてしまうけど、パラモアはソコとは一線を画してる。
ヘイリーの歌声はカラッとしててマーチで使われる小太鼓みたいな空気に響く声なんだ。元々センチメンタルな歌い方には向いてない。
けど、声の揺らぎや歪みを利用して歌声に感情をいい塩梅にじますのが上手くて。多分だけどヘイリーの歌い方が、感情が昂った時の人間の声の波形に近いんだと思う。泣いたり怒ったりした時の。だから声そのものは軽いのに思った以上に精神揺さぶられるんだと思う。
(それぞれ、怒・悲・喜っぽい楽曲選んでみた。でも大体怒ってんだよなぁ。こうして改めて聞いてみると乗せる感情も単純なモンで無くて、泣き笑いとか慟哭のよーな2つ以上の要素を組み合わせたモノを表現してるのかも知れない。)
私の好きな女性シンガーって、訳分からない色々が跳梁跋扈する世界に身を置くせいか、神や自然から視線の感じがしたり、心の有り様が人間を超越していて怒りなんて忘れました。みたいな人が多いんだけどヘイリーは、ずっと他人或いは自分の中にピントが向いててしかも低い目線で合わせてくれるから親近感が半端ない。
朝ごはん作ってたら熱いフライパン触っちゃって昼過ぎでもジリジリする!みたいな苛立ちを、アーティストとして腕の立つ歌声でぶっ叩いてくれんのが堪らない。
牛と人間とで強さの基準が違うよーに、本当はどっちが一方だけ優れてるってモンじゃないと思うんよね。ソレを知らない人は牛、ひいては人間以外との力関係を見誤ってしまってるんだなあ。
まあ、自分以外の種族を見下すのは人間の業なのだから仕方無いっちゃないんだけど。私自身もそうだし。
ソレにしたって家畜を可哀想可哀想言う奴は、ちゃんと動物自身と向き合って欲しい。可哀想って言葉は上から目線だから出てくんだよ。
門外漢が好き勝手な事言って引っ掻き回してくんじゃねーよ。みたいな?
エラそーに蘊蓄垂れたいなら最低限、牛の平均体温くらい即答出来る位になって出直せやこのヤロー!みたいなああ??
熊なんて最近一部のヤツらに担ぎ上げられて、まるで神格化されてやんのな。撃ち殺すなんてカワイソウ??今ヒグマは数増えてんだよ。そのうち北海道から溢れたヒグマが海を渡ってお前んち行くからな!ソコで奉っとけや!クマのウンコは臭いからな匂いで苦しむが良いわ!やーいやーい!!
すみません。取り乱しました。
まあ大体本音だけど。