欲しいのはクッキー&クリームじゃない。酢飯×ケーキのお腹痛くならない食い合わせだ!!(後編)な話
前回からのあらすじ。ケーキと酢飯を組み合わせたケーキ寿司で業界に激震走らせてやるかんな!と息巻く店主だが、出て来たのはチーズケーキ握りと言うご飯に合わなくはない?みたいな日和ったモノだった。
てな感じで今日も、ドラマ公式で発表されてる事柄+私が読了してる4巻までの原作漫画(残り5・6・7巻はまだ読んで無い)の世界観等で
『正月時代劇いちげきのOPテーマを洋楽縛りで想像しよう!』
昨日は戦いの様子からOPを考えたけど、今日は漫画が持つ雰囲気からバチっと来る歌を探りたいなと思う。
作品がずーっと纏っているのは閉塞感。主人公は百姓の生まれなんだけど実は洞察力が高く機転の効く人物。でもそんなん関係無くて、どんな有能な人物も武家に生まれなければ搾取される側ってのは変わらない。よく有る「君、面白いねー!ウチん城で老中やってみない?」なんて絶対無い世界。
一撃必殺隊の面々は一応、上からの命令を忠実にこなす事で士分を与えられているけど、暗がりでジッとチャンスを伺い奇襲・闇討ちする謂わば表舞台に立つ事のない日陰者だ。
まあそんな状況だから武士の実感つーか自覚なんて湧かないと思う。そして人殺しの腕だけが上がってく。
4巻頃には一撃メンバーにも疲れが見えて読んでで辛くなってきてしまう。どうして‥なんで‥っちゅう、疑問や不安感がものっそい誌面から溢れ返ってる。
だからデビット・ボウイなんかどうかなって。ボウイのダンスも歌声も数々のキャラクターも民衆を十分不安に陥れる事ができる不安の代表格。遺作のアルバム・ブラックスターの表題作をPVで見た時はうっすら怖くて固まったくらい煽り方を知ってるヒトだと思う。
最初、曲名思い出せんくてアルバムちまちま聞いて探したんだけど、タイトルそのもの『恐怖』で笑った。良い勘してんな私。
もういっこ重要なコトあって、漫画が先に言った2つの項目みたいな重苦しさばかりじゃないんだよね。何気ないシーンにちょこちょこ笑える台詞が挟まれてんだ。んで!ソコでドラマの配役なんだけど、88分のドラマ枠にお笑い芸人さんが3人キャスティングされてんの。しかも出番の多そうな主要キャラ。芸人の割合多いよね?
しかも脚本・宮藤官九郎、真夜中の弥次さん喜多さんのヒトでしょう?原作漫画の面白部分をトリミングした意外に明るい雰囲気になる可能性もアリだと思う。
と、すると私的にはスマッシング・パンプキンズかパラモアがしっくりだなあ。
何故ってーと、前者はバンドのリーダー、ビリー・コーガンが結構な誤解生みと言うか、インタビューなんかで余計な一言いっちゃう印象だからwいや、内容はバンドを良くしたいって気持ちから来てんのは分かんだけど、言えば言う程ドツボに嵌まって、そー言うとこがコント的でw
パラモアは聞いたら分かって貰えると思うけど、口喧嘩強そーな声。結構コレは曲有りきで、スティル・イントゥ・ユーが絶対良いんだ。最初特にだけど話しかけるような語尾の上がる歌い方が軽口叩き合ってる片割れみたいで、漫画いちげきの数少ない人間らしい冗談を際立たせるには最適な一曲だと思う。
ううーん‥この3曲でどうかな。「モンブランの軍艦〜海苔の代わりにメンマを巻いて〜」位の尖った選曲出来たと思うんだけど!どーですかNHKさん、当ててくれても良いんですよ!!