【シティリーグS3 参加レポート】祝ベスト4進出！ 自分とシンクロするデッキを選ぼう
こんばんは！ へる（@onaka_heru3_pcg）です！
2/23にカードシークレット池袋で開催された、シティリーグS3に参加してきました。
結果はベスト4進出！ 目標であった決勝トーナメント進出を果たすことができました。
ベスト4です！
— カードシークレット Card Secret 池袋 (@card_secret) February 23, 2025
①たか様
デッキ名:ドラパルトサーフゴー
コメント:サーフゴーめっちゃ楽しかったです！
②ごれいぬさん
デッキ名：ライコ
コメント：運がよかったです。
おめでとうございます！ pic.twitter.com/syT7x1Umvz
欲を言えば優勝まで駆け抜けてJCSへの切符を手にしたかったところですが、一方でホッとした気持ちもあります。
というのも、ポケカを再開した直後のCL東京以降、公式戦でほとんど勝ち越しできていなかったので… 久々に勝ち越せて嬉しいのが本音です。
今回も非常に学びの多い大会だったので、それについてレポートにまとめていきます。
※文中では以下のカードを略称で表記します。
《ポケモンex》 → 《ポケモン名のみ》
使用リスト
今大会では【ドラパルトサーフゴー】を使いました。
過去にデッキ研究記事で取り上げてからすっかり【サーフゴー】自体にハマってしまい、２週間前には大会に持っていく決意をしていました。
デッキについての詳しい解説は2/26（水）にアップしますので、そちらをご覧いただければと思います。
※2/26 追記
解説記事アップしました！
対戦レポート
■1戦目【リザードンドラパルト】後攻 勝ち
お互い順当にスタートしてから、《サマヨール》の「カースドボム」+「むずむずかふん」でバトル場の《ドラメシヤ》がやられてしまいます。
返しのターンでエネのつけていた《マシマシラ》と《ボスの指令》で残りの《ヨマワル》を倒し、サイドは残り4枚。
ここで相手の方が腕力勝負にシフトしてくれたので、そうなれば【サーフゴー】の土俵です。前に出てきた《ドラパルト》と《リザードン》を「ゴールドラッシュ」で吹き飛ばし、サイドを取りきりました。
とはいえ、最終ターンに《アンフェアスタンプ》を撃たれ、《リザードン》を押しつけられた時はかなり肝を冷やしました。
《ドラパルト》は《サーフゴー》を一撃で倒せないので、《ヨノワール》さえいなければかなり戦いやすい相手です。
しかし終盤の《リザードン》にはあっさり倒されてしまうので、まったく猶予がないという意味では恐ろしい相手でした。
■2戦目【ボムドラパルト】後攻 勝ち
バトル場でスタートした《マシマシラ》が「カースドボム」で倒されてしまい、《サーフゴー》に「ファントムダイブ」が直撃しました。
こうなると次の「ファントムダイブ」でアタッカーが壊滅するわけですが、相手の場にはもう1体《ヨノワール》がいたので、単に《コレクレー》を出しただけだと2面抜き＋「カースドボム」でサイドを5枚取りきられて敗北します。
なので《キチキギス》を含めて一気にデッキを掘り進め、どうにか《夜のタンカ》にアクセス。《マシマシラ》の「アドレナブレイン」でダメカンを操作し、リーサルをどうにか回避しました。
その後は手札干渉が飛んでこなかったので、バトル場の《ドラパルト》を倒して勝利。試合後に聞くと《アンフェアスタンプ》がサイドに埋まっていたようで、運が良かったです。
■3戦目【Nのゾロアーク】後攻 勝ち
相手の方が事故で1ターン止まっている隙に、《アカマツ》から《ドラパルト》が奇襲的に「ファントムダイブ」を決めて盤面が崩壊。返しの一手がなく、投了をいただきました。
■4戦目【大空洞ライコ】後攻 負け
初動は悪くなかったのですが、「エヴォリューション」に関連するミスをしてしまい、その後まったく動き出せないままサイドレースを離されて敗北しました。詳しくは後述します。
■5戦目【テラスタルバレット】後攻 負け
後攻1ターン目に《サーフゴー》2体、サイド1ポケモンはバトル場に1体のみの盤面を作れました。
しかし後攻2ターン目で《エネルギー転送PRO》にアクセスできるカードを一切引けず、相手の《オーガポン いどのめん》を倒し損ねました。
とはいえ《きらめく結晶》がないなら《ピカチュウ》はすぐに用意できないですし、1ターン悠長に待つか〜と思って無傷の《サーフゴー》を押しつけました。
ところが唐突に出現した《イーブイ》が「ブーストしんか」で《ブースター》に進化し、「バーニングチャージ」を撃たれたため、あっさり《サーフゴー》が燃え尽きてしまいました。
この時点でサイド差が2枚以上突き放されてしまったので、追いつけなくなって敗北。《ドラパルト》を用意できていなかったので、最後《ナンジャモ》の手札干渉ゲームに持ち込めなかったのが痛いところですね。
■6戦目【ボムドラパルト】後攻 勝ち
お互い序盤は順当にスタート。《スボミー》を倒す→「ファントムダイブ」で《サーフゴー》2面抜き待機の局面が訪れますが、「アドレナブレイン」できっちり回避。「カースドボム」の消費を強要させます。
ここで1エネだけ手貼りしておいた《ドロンチ》から《ドラパルト》に進化させ、《ボスの指令》で《キチキギス》を呼び出してから、「アドレナブレイン」込みの「ファントムダイブ」で取りきって勝ちに。
最後は「ていさつしれい」→「さかてにとる」→《ポケギア3.0》2枚の連打で強引に《ボスの指令》にアクセスしました。強かった。
この時点で4勝2敗。予選突破は諦めていましたが、オポが高かったらしく、7位で通過！ 決勝トーナメントに進出します。
■準々決勝【大空洞ライコ】後攻 勝ち
4戦目の方との再戦です。
お互いデッキが割れているのでスムーズに対戦が始まりましたが、悲運の《キチキギス》スタート。
この時点で先にサイドを2枚取られる確率が高くなったので、開き直って「エヴォリューション」から全力展開しました。
すると相手の方の動きが止まり、特に攻撃されないままターンが帰ってきます。（サイドに《ヨルノズク》が落ちていたらしいです）
加えて途中の「ボーナスコイン」と「ていさつしれい」で《ボスの指令》が確保できたので、これを機とばかりに後ろの《オーガポン みどりのめん》を取り、サイドを2枚先行することに成功します。
あとは順当な殴り合いが行われ、2:2:2で取りきって勝利。運に救われた形ですが、見事リベンジを果たすことができました。
■準決勝【ザシアン】 先攻 負け
ここに来てじゃんけんに敗北し、初めての先攻を取ることに。
あまりに後攻をやりすぎてボケーっと手札を眺めていましたが、いざ始まると相手のバトル場は《ホップのウッウ》。
僕の場は《コレクレー》1体で、手札はエネルギーとサポートと《ポケギア3.0》のみ。
相手の事故やデッキの想定違いにかけてターンを返しますが、特に何の問題もなく後攻1ターン目から90ダメージの「せつなぎり」が飛んできて敗北しました。
これは僕があんなに《ザシアン》を持ち上げておきながら、いざ新環境では全然使っていなかった… 過去の相棒を裏切ったツケがここで回ってきましたね。
ただ実際は全然気にしていません。なぜなら、それ以前を運で救われているケースが多々あったからですね。
そもそも
当日予選のじゃんけんで全勝
3戦目、準々決勝は相手の事故に救われている
全体的に噛み合った引きが多かった
オポが良くてギリギリトーナメント進出
といいことばかりが続いてきたので、ここで運が収束しただけです。こういうことは普通にあります。
ともあれ、これにて今回のシティリーグは終了。結果はベスト4でした。
大会中気づいたプレイミス
今回は分かりやすいデッキを使ったのであまりプレイミスはありませんでしたが、いくつか自覚できたものがあります。書いて反省していきましょう。
■エヴォリューションでの進化を日和った
4戦目の【大空洞ライコ】戦におけるミスです。
このデッキを相手にする時、重要なのは初動の盤面をサイド1に絞ることです。
なぜなら《ヨルノズク》の「ほうせきさがし」から《プライムキャッチャー》にアクセスされ、ベンチのサイド2ポケモンを倒されてサイドを2枚先行されてしまうからです。
そのため、順当に「エヴォリューション」が言える盤面ではあったんですが、僕はこの時出し渋って《ドラメシヤ》のみを《ドロンチ》に進化させたんですよ。
ただそのせいでドローシステムが不足し、その後引けども引けども動き出せず、《スピンロトム》に突撃されているだけで大きく突き放されてしまいました。
今振り返るとこれはミスだったかな〜と思います。
まず相手が最適な動きをしてくるかどうか以前に、自分が動くことを優先しすべきでした。そうしなければゲームにならないので、今回のように一方的に蹂躙されてしまいます。
例えば、これで手札に《サーフゴー》があるなら、まだ納得できます。場をサイド1に絞りつつ、「ていさつしれい」と「ボーナスコイン」で掘り進めていけますからね。
しかし今回は《エネルギー転送PRO》とエネルギーが数枚しかなかったので、次のターンの見通しができない状態でした。これではあまりに未来がか細すぎます。
そのため今回は《サーフゴー》に進化した上で、取られたら《ドラパルト》育成から《ナンジャモ》で逆転プランを目指すべきでした。
■手札コストの選択ミス
6戦目の【ボムドラパルト】戦におけるミスです。
後攻1ターン目、盤面が既に整えられていたので、相手のグッズロックに備えて《ハイパーボール》をあらかじめ使おうと思ったんですよ。
ここで手札の《ドロンチ》を温存して《夜のタンカ》をコストとして捨てたのですが、「エヴォリューション」で《ドロンチ》に進化してしまったので、完全に手札が1枚無駄になったんですよね。
今回はリソースが不足するようなゲーム展開にならなかったのでいいものの、2戦目のようなゲームになっていたら敗北していました。
ここは《ドロンチ》を捨てるべきでしたし、温存したのならせめて《サーフゴー》2体進化に切り替えるべきでした。何してんねんマジで。
今大会でよかった点
■自分にシンクロしているデッキを選べた
今回のデッキ選択は過去の反省を踏まえ、“自分のプレイスタイルにシンクロしているデッキ”を重視しました。
いつもの通り環境にあるデッキを一通り触っていったのですが、デッキに振り回されたり、《スボミー》に敗北したりとあまりしっくり来るものがなかったんですよね。
そんな中で唯一使っていてストレスがなかったのが【サーフゴー】でした。
というのもこのデッキは
大量にドローして手に入れたリソースを火力に変換し、相手を一撃でなぎ倒していく
という一貫したプラン指針があるので、デッキの運用自体に無駄な脳のリソースを割く必要がありません。
そのため、対戦中は難しい局面でも細かいプレイに集中できます。
もちろんCL福岡前後で数を増やしており、警戒度が上がっている状況だったので、選択するリスクもありました。
が、それは逆に考えれば“デッキの強さの担保”に繋がるとも言えます。
なので一定の強さを持っており、かつ自分のプレイスタイルにフィットするデッキを選択できたのが、今回の勝率に繋がっていると思います。
■徹底的な一人回しが自分にマッチしていた
デッキ選択とは別に今回実感したのは、一人回しの効果です。
これも過去の反省を踏まえて行ったのですが、【サーフゴー】は一人回しで強くなれるタイプのデッキだったので、ひたすら一人回しをしていました。
もちろん対人練習も行ったのですが、こちらは自分にない新たな視点を手に入れたり、見落としていた箇所を発見するために行いました。
空いた時間は徹底的に一人回しを行い、デッキを回す感覚を掴めていたのが良かったですね。おかげで自信を持ってリストを調整できました。
また一人回しでシミュレーションを行えていた結果、本番では全ての【ドラパルト】戦において、想定通りのプランで勝利することができました。
何をされたら負けなのか、それをさせないためにはどうすればいいのかを事前に理解していたため、当日は迷うこと無くプレイできたのも大きいですね。
必要なカードが分かっていれば【サーフゴー】は楽なもんです。大量のドローがプラン成立を後押ししてくれます。
今回は久々に手応えのある練習ができたので、次回以降もしばらくは同じ練習スタイルで挑もうかなと思っています。
おわりに
以上、シティリーグS3の参加レポートでした。
冒頭で書いた通り今はホッとしている気持ちがありますが、一方で“あと2回勝っていたらJCS参加が確定していた”という事実は忘れてはいけません。
カードゲームは運が絡むので常勝が難しいです。だからこそ、今回のように運が味方についたタイミングで打席に立てた時、ホームランを撃てるように練習しておく必要があります。
それで言うと努力の方向性は合っていたと思いますが、やり切れたかというと怪しいところです。練習内容や質など、まだまだ改善の余地があります。
またチャンスが巡ってくることを祈りつつ、次の大会に向けて練習を頑張ります。
ではまた！次の記事でお会いしましょう！
読んでくれてありがとうございます！
あなたのおかげで書く力が湧いてきます！
よろしければ「スキ」と「フォロー」をよろしくお願いします！
※本記事で使用している画像はポケモンカードゲーム公式ホームページ「トレーナーズウェブサイト」より引用させていただいております。
いいなと思ったら応援しよう！
