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1から勉強シリーズ「三尊天井」

こんにちは😊
今回はスペース勉強会第1弾

よく三尊、逆三尊って聞きますね!
皆さんもよく知ってるチャートパターンだと思います
わざわざそんな三尊天井についてノートにする理由は
知ってるようで知らないからです🤣

3つの記事を参考に自分なりの捉え方をまとめたいと思います

1.三尊天井、逆三尊とは

三尊天井は上昇トレンドからのトレンド転換時に現れます
高値を付けて下落してその後再度高値を更新
ですが再び下落し、次は高値を超えれないチャートパターンです


逆三尊は三尊天井とは逆のチャートパターンです

三尊天井の形の相場心理は
3つ目の山が最高値を更新出来なかった事を
エネルギー不足と考えます。
すでに2回に渡る高値チャレンジで
ロングの決算、ショートのエントリーなどが進み
高値を超えるエネルギーが足りない為、勢いが弱まって3度目の高値チャレンジに失敗したと捉えられます
ですので、見てる人達からすると
高値チャレンジが3回続けて失敗、しかも3回目は高値切り下げになってしまい
ここが天井ではないか?と予測する人が多くなります
また、ネックラインを下抜けてしまった場合
2回サポートされていたネックラインを下抜けてしまった為
再び上昇ってよりネックライン抵抗を考える人が増えので下落が続くと考えられます

名前の由来は
日本では三尊天井
海外ではヘッドアンドショルダーズ
と呼ばれています。

日本語の由来は三尊像に似てるから
海外での由来は
真ん中の山を頭、左右の山を肩に見立て
ヘッドアンドショルダーズと呼ばれて居ます

※くりりんさん作画

山をヘッドとショルダーと呼び
谷をエッジ、エッジを結んだラインをネックラインと呼びます

2.何処で現れる?

三尊天井は上昇トレンドからのトレンド転換と先程説明しましたが
そのままの通り、上昇トレンドの高値で現れるチャートパターンです。
逆三尊はその逆です

3.三尊天井の特徴

左肩が1番出来高が高く
高値(ヘッド)を作った時から出来高が減少していき
2つ目のエッジが安値切り下げ
3つ目の山(右ショルダー)が高値切り下げの場合
最も相場が弱まってると考えられます😔


チャートパターンが出来ただけでは三尊天井が成り立つ訳ではなく
ネックラインを抜けて初めて三尊天井となります
ネックラインでのサポートで上がった場合は未完成
ネックライン割れで初めて完成されたとなります

4.ダウ理論で三尊天井を見る

ダウ理論は
1.上昇トレンド
2.下降トレンド
3.上昇から下降へのトレンド転換シグナル
4.下降から上昇へのトレンド転換シグナル
これが重要視されています

それぞれをどういった時にどれが当てはまるのかと言うと

1.連続する高値、安値がそれより前の高値、安値より上に位置する(切り上げる)

2.連続する高値、安値がそれよりも前の高値、安値に位置する(切り下げる)

3.高値、安値をそれぞれ切り上げられず、それよりも前の高値、安値を下回る

4.高値、安値をそれぞれ切り下げられず、それよりも前の高値、安値を上回る

例えば上昇トレンドの最中に直近高値、安値がそれぞれ切り上げられず
直近安値を下回った場合、下降トレンドに転換したと判断できます。
この事を三尊天井のチャートパターンに当てはめてみます。

三尊天井が何故下に落ちるチャートパターンなのかがダウ理論で考えるとわかりやすいかと思います
上昇トレンドから高値を切り下げ、転換シグナルが出て
ネックラインを割ることで安値も切り下げて、転換シグナルが下降トレンドへと変わります。
なのでネックライン割れが三尊天井のポイントとなります

5.エリオット波動で三尊天井を見る

エリオット波動とは
上昇5波下降3波計8波で動いているフラクタル構造です

エリオット波動詳しい説明は
エリオット波動について
こちらの記事をお読みください

この上昇5波と下降3波のチャートパターンで何が描かれているのか、、、
先程の画像に三尊天井を付けてみます

こんな感じで上昇5波の3.4.5と下降3波のa.b.cで三尊天井が成り立ちます
逆三尊の場合は
下降3波のa.b.cと上昇5波の1.2.3で逆三尊が成り立ちます 


エリオット波動の狙いたい波動は3波とc波が一般的なので
三尊天井でc波
逆三尊で3波
が三尊天井、逆三尊でのエントリーポイントとなるので
エリオット波動で狙いたい波動を狙える事になります

6.エントリーポイント

三尊天井でのエントリーポイントは複数存在します
1.ネックラインブレイク
2.ネックラインブレイク後ネックライン抵抗
3.ネックラインブレイク後直近安値ブレイク

1.のエントリータイミングは1番エントリータイミングが多い反面騙しに1番会いやすい場所となります
ネックラインでの指値ではなく
ネックラインを下回った場所に指値を置くようにしましょう
ネックラインで指値を置いた場合
ネックラインでのサポートされた場合ど底のでのショートエントリーになるので危険です

2.のエントリータイミングはネックラインまで帰ってきた時限定にはなりますが
サポートラインから抵抗ラインにネックラインが変わると相場心理が働くので
1.のエントリーポイントより安全にエントリーができます
そしてもしネックラインを上に抜けた場合は
直ぐに切れるネックラインとなってる為リスクリワードが良いとされます

3.のエントリータイミングは1番利益率は低くなりますが
1番リスクが少ないエントリーポイントになります
2.のエントリーポイントではネックライン抵抗しなかった場合上昇トレンド継続のパターンがある一方
3.のエントリータイミングではネックライン抵抗後直近安値ブレイクなので完全に下降トレンドに入ってる状況からの順張りエントリーになる為
1番利益は少なくなりますが1番安全なエントリーとなります

7.損切りポイント

三尊天井の損切りポイントは複数あり
1.右肩の高値を超えた所
2.ネックラインを再び上に超えて来た所
3.ネックラインから右肩高値の半分の位置

1.エントリーした後に右肩高値を超えた時に損切りをするパターン
右肩高値を超えた時点で三尊天井は完璧に否定されるので
そこで損切りをする
高値を超えた場合逆に強い買いが入る可能性がある為最終損切りラインとなります
ですが右肩がネックラインとの価格差が大きい場合損切り幅も大きくなります

2.エントリーした後にネックラインを再び上抜けした所での損切りパターン
ネックラインが抵抗ラインとして機能していないと判断した場合の損切りラインになります
ですがネックライン上抜けしてから再び下抜けする事もあるので
騙される可能性もあります

3.半分を超えたら上昇、半分を超えなかったら下落と判断する場合のパターンです

8.利確ポイント

利確ポイントも複数あります
1.ヘッド(真ん中の山)とネックラインまでの値幅と同じ分だけ割り込んだ所
2.ネックラインを割った後の直近安値
3.1や2での部分利確

1.ここは多くの人が利確ポイントとして見ている所になります
ショートの利確やロングが入り、上昇する可能性がある為利確の本命ポイントになります

2.ここは先程エントリーポイントの3に近い所になりますが
エントリーの時は直近安値ブレイクでのエントリー
利確は直近安値での利確となります
エントリーがブレイク後なのは
この利確ポイントと重なるため、直近安値での上昇も可能性としてあるからです

3.強い下落の場合1と2を軽く下回る場合を考え、1.2の利確ポイントで部分利確をして残りを伸ばすパターンとなります

利確ポイントの順番は変わる場合があります
先程の画像では2の利確ポイントが先に来ていたのに対して
下の画像の様に反発ポイントが浅い場合は、1の利確ポイントが先に来ます

9.だましに注意

三尊天井にもだましが存在します
「ネックライン割ったのに上がった」
よくあるパターンです💦

だましに合わない為に意識する事
1.指値の位置
2.ロウソク足の髭と実体
3.三尊天井の形が崩れている
4.出来高の急増

1.指値の位置をネックラインと同じ価格に置かない
ネックラインと同じ位置に指値を置いた場合
サポートされてしまった時ど底ショートになる為一瞬で含み損となります
なので指値はネックラインから離れた位置に置く
完全に防げまるのではないですが
ネックラインに指値を置くよりかは確率は減ります

2.1だけでは完全に防げないと話しましたが
見てる時間足の足確定をしっかり待つって方法もあります
そうすると下髭で指値が刺さり、そのまま上に行くってパターンは避けられます

3.だましとは異なりますが形が崩れている場合はそもそも三尊天井と見なされていないパターンです

三尊天井に関わらず大衆が考えてなさそうな物を自分だけ思っててもその通りにはチャートが動きません

4.三尊天井は左肩が1番出来高が高く、徐々に下がり始めます!
ですが後半になるにつれて出来高が高くなってる場合はだましの可能性が高くなります
トレンド転換を許さずそのまま継続させようとする圧力が高い為出来高が高くなります

10.まとめ

三尊天井は上昇トレンドの高値で出てくるテクニカルパターンで
下落が始まるテクニカルになります
ダウ理論やエリオット波動と掛け合わせて考えると
何故三尊天井が現れるのか
何故強い下落があるのか
というような事が理解出来ると思います
必ず肯定される訳でも永遠に下落する訳でもないので
利確や損切り位置は最初から決めてエントリーするのをオススメします。

これにて第1回1から勉強会を終わらせて頂きます🙇‍♂️
長々とありがとうございました😊

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