『ころやわ』… 転んでも柔らか の 発明

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浜松にマジックシールズ(https://www.magicshields.co.jp/) という会社があって、下村 明司さんという方が代表をしていらっしゃる。この方が元ヤマハの技術者で発明家らしい。もちろん、このシートも下村さんの発明だ。

通常は、杖も突くし、車いすも通る、それでも凹まない。ところが、急激に負荷がかかると、柔らかく受け止める。
メカニカルメカマテリアルという技術を使っているとのことだが、ほぼ理想的な材料だ。

どうして このようなものを発明したかということはホームページの本文を読んでいただくとして、ともかく「お客様の声」の動画を見て欲しい。
一言で言って、素晴らしい。

実は、私の母も施設内で転んで、大腿骨を骨折してしまった。
治療費は高齢者なんとかで、安く済んだはずなのだが、救急車で運ばれた先が悪くて、特別室に入れられてしまった。

目の玉が飛び出るような入院費。高額入院費問題は、我が家だけではないから、いまでも疑問を持っている。

それから、私と施設の間で不穏な空気が流れた。

ベッドから起きて歩き出して、転んだぐらいで骨折をしないようにしてくれ!
*ですから、ベッドから降りたところにマットを敷きましょう。
そんな厚い、ふわふわしたマットを置いても、足を取られてしまうだけだ。
夜だけでも、ベッドの周りを柵で囲って、降りられなくしてくれ!
*そんなことしたら、拘禁になってしまい、監督官庁から業務停止になってしまいますよ。
なら、どうすればよいのか?
*だから、厚いマットを置くしかないんですよ。
私・・・・・・・・・。

その後、テントウムシ=転倒虫とか色々研究したが、未だに、全面柵囲いが一番の解決方法だと思っている。
介護の方が手薄になる夜だけにすればよいのだ。

テントウムシキャプチャ

ただ、この床があれば、母も大腿骨骨折など しなくてもよかったかもしれない。
私は、そんな目に遭ってないから分からないが、大腿骨骨折は、激痛らしい。
モルヒネからなにから総動員して、まだウンウン言っていた。
あの痛さを感じなくて済むなら、それだけでもありがたい。

冒頭の写真は、そんな我が母たちのための施工例だ。




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