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ルードヴィヒ大阪2日目終了!アフタートークショー忘備録(舞台内容、ネタバレ有りなのでご注意を…!)

昨年秋の狐晴明九尾狩からほぼ一年ぶりの投稿。相変わらず中村倫也さんを推す毎日を過ごしておりますが(笑)倫也さん追っかけてると一年があっという間でびっくりしちゃいます。

さてさて昨日から始まった中村倫也さん主演舞台ルードヴィヒ大阪公演2日目が無事に終わりました!

が…ここでは公演の感想はひとまず置いとかせていただきまして(笑)

公演後のアフタートークショーの忘備録、付随した感想を置いておきます。(始まってすぐにメモの用意しとけばよかった!と後悔したのですが間に合わず…頑張って思い出しましたがかなり記憶は怪しく…自分の勝手な解釈、妄想も含まれてるかと…全体のニュアンスというレベルですのでどうかご勘弁を。。。)
あとはどうしても作品内容、ネタバレが入ってしまいますので、何卒ご了承くださいませ。

まずは本編が13時00分〜15時03分。
(本日もきっかり3分プラス。シューベルト木暮さんの体内時計が相変わらず素晴らしい…!)

アフタートークショーが15時12分〜15時42分まで。有難いことに20分予定だったのにがっつりお話してくれました!
(アンナちゃんは本番直後だったし本当にお疲れ様です)

先に下手からアンナちゃん、高畑くんの2人が登場してから、河原さんを呼び込むスタイル。
(お二人が並んでるだけでただただ可愛かったな〜!)

アンナちゃん&高畑くん
“それでは河原さん、お願いします!”

普通に下手の裾からではなく、
予想外にセットの下手側から河原さんが登場!
(なるほど!ルードヴィヒにおける冒頭の木暮さん風に登場されたのでした…!流石すぎる!ちゃんとピアノの鍵盤の一音目を奏でるところまで。木暮さんのはB♭だった気がするけど河原さんはCだったかな?どーでもよいけど笑)

驚くお2人と会場の観客に対してさっそく満足げなしたり顔な河原さん。
“驚いた?普通に登場すると思ったでしょ?そんな訳ないじゃん…!”
(あぁ…やっぱり河原さんてこんなお方なんだなとこの数分でもう悟りました!笑)
(お人柄にも倫也さんと波長が合うのすっごいわかるー!笑)

そんなこんなでトークショーがスタート!

※椅子の並びは、下手からアンナちゃん、高畑くん、河原さん
※御三方の足元にはストロー刺した水入りペットボトルが置いてある(このあとのわちゃわちゃでこのお水が倒れること倒れること…笑)

河原さんから“入場料200円なんだって?じゃあ200円分だけ喋れば良いのね!”的な。
(やはりこゆところ倫也さんに似てるな…笑)

アンナちゃん、高畑くん→河原さんにそれぞれ3つずつ質問する形式。

高畑くんからの質問。
“好きなシーンは?”

①ラストで3人が召されるところ
※韓国版だとおじいちゃんルードヴィヒ(日本版だと福士さんパート)だけが召されるのだが、河原さんが3人が召される画をみたかった。歌ももともとは1人だったんだけど、あえてパートを3人で分けたとのこと。
(うんうん、たしかにあのシーン素敵だったな…!それぞれが各時期のルードヴィヒを演じてるから、3人が同時に揃ってルードヴィヒとしてステージに居るのは物理的に有り得ないことなのに、それをああやってラストにしっかり魅せて下さるのが素敵。3人が静かに抱き合うのも素敵…。しかもあの歌はもともと1人だったのか!3人だからこそ歌声の重なり具合、バトンタッチ具合が見事で美しいし、3人の声が織り重なって溶け合って1人のルードヴィヒの人生の総まとめになるって演出はめちゃくちゃ好きだな。よく映画監督、脚本家の立場の方が、とあるひとつのシーンをやりたいがために一つの作品をつくるっていうのを聞いたことがあるけど、もしかしたら河原さん的にはこの作品をやりたいっていう最初の契機が、あの“三人のルードヴィヒ”の画だったのかもしれないなぁってなんとなく思ったり。あ、こちらの把握不足で、もし何かインタビューで既出でしたらぜひ教えていただけたら嬉しいです。)

②上手のデスクで、耳の異変に気づいたルードヴィヒが箱をがんって落としたり力を入れてペンをかっかっかっと動かす→だめ〜♪(静かに歌い出す)のシーン
(ってお話しながら、さらっと歌い出す河原さんのお声が、表現力のレベルがまた素晴らしすぎた!)
ちなみに、稽古中も“だめ〜♪”のシーンから、っていちいち河原さんが歌って指示していたらしい。
(もう自分の作品のことめっちゃイジるじゃないか!この作品のテイストなのに、笑いは基本ないはずなのに…河原さんがこゆ感じで倫也さんもあんな感じだし…過酷なお芝居づくりの中でも平和が感じられてホッとします)

③ラストでシューベルト(実は!)がおじいちゃんルードヴィヒ(倫也さん)に怒鳴られビビりながら、くるくるって回転しながら晴香ちゃんのところに到着するシーン
木暮さんの回転の仕方が印象的だが、ちゃんとピアノの角?毎にポイントポイントで回る様になっている、とのこと!
(言われてみて記憶を振り返ったら、たしかに!そうなってたわ!木暮さんのターンのキレも鮮やか。にしても河原さんの拘るところ面白すぎるな!笑)

④ルードヴィヒの歓喜…!!!の流れでピアノに降ってきた薔薇の花がめっちゃ敷き詰められていてそこにおじいちゃんルードヴィヒ(倫也さん)が座っている画
それなのにそこにシューベルト木暮さんが入ってきちゃうもんだから、河原さん的にはも少しそのままの画をみていたかったのに…って毎回シューベルトに対して舌打ちしてるらしい!笑

【11/18追記】
そういや③もそうですが、
やはり河原さん相当このシーンがお気に入りの様で…
“倫也にもガウン着てもらってさ”
と嬉しそうに仰ってたのがまた印象的でした

アンナちゃんからの質問。
“好きな場面は?”

河原さん苦笑。(…いま散々話したよね?笑)
アンナちゃんに“いくつ?”って(年齢を)聞いたら、アンナちゃんが用意した質問の数を聞かれたのかと勘違いして“三つ!”と。いやいや…と河原さんも会場も大爆笑!

11歳でしょ笑
“シーン”も“場面”も基本的に言葉として同じ使い方をするんだよ…わかるよね…!笑
別な質問もらえると非常に有難いんだけど…笑

アンナちゃん
“じゃあ好きなセリフは?”

河原さん
あのねー!笑
だめ〜♪とまた上手デスクのベートーヴェンの良いお声で歌い出す…笑
会場大爆笑。

高畑くんからの質問
“河原さんがベートーヴェンと似ているところは?”

ない!そんな演出家こまるでしょ!笑(ルードヴィヒの情緒不安定ぶりをさらっとお芝居で表現してみる)

“じゃあ似てないところは?”
父親が良い人なところかな…笑

アンナちゃんからの質問
“河原さんはこの作品で何を伝えたかったか?”

そもそも中村倫也との付き合いがぼちぼち長くて…
(きたー!雑誌やラジオで聞いたことのあるあのエピだー!素直に付き合いが長いって言わずに、この“ぼちぼち”って付けるのも河原さんから倫也さんへの戦友、同士、絶大なる信頼を置いている仕事のパートナー、シンプルに愛情表現の照れ隠しみたいなのが感じられてとっても胸熱だった…!)

“倫也が「みんなの倫也」になる前から”(会場中をぐるっと見渡しながら…)こゆことは本人には絶対に言わないしどっかで本人に聞かれたらすぐ調子に乗られるからイヤなんだけど…
中村倫也は(7年前から、売れる前から)素晴らしい役者です。

会場中大拍手!!!
だからこゆのが困るんだってー!笑
中略
倫也には早く売れてって言ってたら…
今は売れすぎちゃって困ってる…泣笑

ルードヴィヒは世の中に対して中村倫也はこんなことができるんだぞ!を詰め込んだ作品!
かなり難易度が高いものを選んでしまって
稽古中もごめんって…(絶対に顔とかには出さないけど、心の中で思ってた!)
でも倫也はしっかり応えてくれている!

福士誠治くんも素晴らしい!
2ヶ月前からあの熱量を保ってやってくれてるの凄い…!
(ハウンドドッグって言ってた?福士くんのどこかロック調でパワフルな歌い方を指しての解釈でOKでしょうか?笑)

木下晴香ちゃんも素晴らしい!
ミュージカルの人なんだけど、
芝居もきちんとできる。
歌と芝居の両立ができる人は珍しい。
俳優である倫也と福士くんと渡り合っている。

みなさん、稽古の時点から手を抜くことなく、2ヶ月間ずっと(本番の)この熱量でやってくれている。こんなに素晴らしい仲間に巡り会えたことに感謝です。

…って、オレ真面目に話し過ぎたかな?笑
目の前の2人がつまらなそうな顔してる!
そしたらいいよ、オレがもう少し話す間に2人はそこで回っといてー!笑

ねぇ、外盆って回せる?
(ステージ中央の三層構造円卓の外盆を回せるかスタッフに確認する→スタッフ🆗)
(まさかそこを回しちゃうのかー!笑)

※2人の椅子を外盆に置き、2人を座らせる
※動かない中央盆に残る河原さんを残し、外盆が回り出すが、360度ではなく洗濯機的な?左右に180度ずつ回る感じで(笑)河原さんが立ち上がって真面目に話してるんだけど2人が通る度に有線マイクのコードを持ち上げてその下を2人がくぐり抜ける…という極めてカオスな世界観がしばし続く…。(会場中くすくす)

河原さん
話が1ミリも進まないっ!笑
※2人が元の配置に静かに戻る。

高畑くんからの質問。
“やってみたい役は?”

ピアノを弾かないシューベルト。
シンプルに美味しいから…。
他の役は絶対にイヤだ!
子役お2人の役は無理!オレがやったら気持ち悪いでしょ?笑

アンナちゃん高畑くん
大丈夫だと思います!

河原さん
良い子達だね〜!笑

アンナちゃんからの質問。
“好きな衣装は?”

全体的に地味だからなぁ…苦笑
いちばんお2人の衣装が質の良いものだよ。
木下晴香ちゃんのも素敵だし似合ってるけど
やはりお2人のがいちばん素敵です!

アンナちゃん高畑くん
ありがとうございます!

河原さんから2人へ
“実は子役を演出するの初だったんだけど、いろいろ大丈夫だったかな?”

高畑くん
大丈夫です!

アンナちゃん
いろんなことを勉強させてもらいました!

“2人は仲が良いの?”

(ちょっと間があって…)仲良いです!

(ホントに?と疑う河原さん…)

アンナちゃん
高畑くんは先輩なのに分け隔てなく接してくれる!

高畑くん
アンナちゃんは今回の作品前の髪の毛が長かった印象が強かったんだけど、髪を切っても美人!(美女だったかな?)

河原さん
もーなんで10代のあちちをオレは聞かなきゃいけないんだよ〜笑

じゃあラストは2人が意気込みを語ったら
薔薇の花を降らそうか!
ピアノの上に乗って立ち上がって
歓喜!!!ってね!笑

アンナちゃん
引き続き頑張ります!(細かいの忘れました…泣)

高畑くん
大好きなたこ焼き食べ過ぎて丸くなり過ぎない様に頑張ります!

※例の第九が華々しく流れてくる中で
ピアノの上に両手を広げて立つ2人に
薔薇の花が燦々と降り注ぐ

歓喜…!!!
※高畑くんは倫也さんのその時の他の台詞まで言ってて…河原さんに“あんまりイジると倫也におこられるぞー”って言われてた。

河原さん
せっかくの作品の余韻のままで帰って欲しいのに、僕が喋り過ぎたせいで完全に余韻が飛んじゃうでしょう!笑

あと、どのタイミングか忘れたけれど
河原さんのお言葉で…

自分は演劇が大好きで、
新たなお客さんを倫也が連れてきてくれる、たくさん恩返しをしてもらっている。
この舞台は一公演一公演が戦いだから、仙台までどうかみんなが生きていられる様に祈るばかりだ…って仰ってました。

(倫也さんの“生きるか死ぬか”を思い出しました…)

ってな一部始終を絶対に倫也さんはきっと裾で照れ臭そうに見守っていたのかなぁとか思うと…ますます尊い。河原さんからのストレートなお言葉さぞかし嬉しかっただろうな…。
河原さんからの生“倫也”呼びもたっくさん浴びれたのも嬉しかったし、あの伝説のエピを雑誌の文字でもなくラジオの電波でもなく、実際に河原さんの口から聞くことができたのも頗る幸せでした。
本当に貴重な機会を有り難うございました。

かなりまとまりのない感じになりましたが、(円盤収録されますかね…?どうかされますように!)なんとなくでもニュアンスが伝わったら嬉しいです。

河原さんが倫也さんを信頼していて役者としての才能に惚れ込んでいて人間的にも大好きなのがよく伝わってきましたし(最初は倫也さんもその場に居たら最高だったなぁなんて軽率にも思ったりもしたのですが、もしあの場にもし倫也さんご本人が居たらあそこまで河原さんも言わないだろうから…やはり今日のメンツで正解だったかも!)河原さんのフラットで魅力的なお人柄も窺い知ることができてよかったです。(もちろんお立場的に当然かもですが、やはり常に俯瞰で冷静でいらっしゃるから余裕が感じられるのが素敵。自分の作品をあんなにいじっちゃうところも好き…笑)

きっと…ルードヴィヒの後はどうする?ってもう水面下で相談が始まっているのかどうか…
売れっ子倫也さんはきっと数年先まで舞台だけじゃなくお仕事オファーで埋まってるんだろうから、次に河原さん×倫也さんのタッグがみれるまでまたかなりの年数かかるんだろうな…。
でもまたきっと今回の圧倒的な衝撃、大感動をまたあっさり超えてくるものを魅せてくださるんだろな。このお二人にはずーっとずーっとライフワークとして定期的にお仕事を続けて行って頂きたいです。

兎にも角にも、ルードヴィヒの皆様がまずは大阪、そして金沢、最後の仙台の地へと…このままの熱量でもって無事に駆け抜けられます様、祈っております。

それでは、シーユー。

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