コミュニケーション検定上級【独学合格】
■概要「私は日頃何かに関心を持ったり、必要な知識や能力だと思ったものを見つけた際には、検定や資格を通して勉強してみる習慣があります」
何とは言いませんが、これは僕が自己紹介をする時によく使ったセリフです。あとから銭湯のお湯に漬かりながら自分のこの発言を回顧した際、ふと思いました。
(僕に必要な能力ってコミュニケーション能力では?)
以上の理由でコミュニケーション検定を受験しました。
あと合格証がかっこいいからです。初級ではなく、初めから上級を受けたのは気分です。上級は筆記に加えて面接試験も課されるため、就活の練習がてら挑戦した次第です。では本題に入ります。
■勉強勉強時間:2時間参考書:HPからダウンロードできるサンプル問題を印刷したもの
テキストがあればそちらで勉強しようと思っていたのですが、運営であるサーティファイから直接購入せねばならず、ちょっとだるかったのでサンプル問題だけで勉強することにしました。
筆記の正答率は65%以上でOKです。さっそく本試験形式のサンプル問題を解いてみたところ、秘書検定に似ているなという印象でした。秘書検定準1級とか持ってるので、選択式で問われるマナーや言葉遣いの問題はまあ特に問題ないかなという感じ。多少手こずったものもありましたが、合格ボーダーは問題なく超えたため、 ここで筆記の勉強はおしまいです。結局なんの知識も蓄えてないですが、気にしないこととします。この瞬間、検定受験の目的が「コミュニケーションの理論を学ぶこと」から「自身に最低限のコミュニケーションの基礎が備わっているかを確かめること」に変わっちゃいました。
次は面接対策です。面接と言っても、HPを見たところ、予め聞かれる内容は以下の二つで決まっているようです。
自己紹介(30秒)状況対応(60秒)
このうち状況対応は1.「あなたがこの一、二年間で一番の成果だったと思うことは何ですか」
2.「あなたが日々努力して取り組んでいることは何ですか」
3.「あなたの心に残っている感動したできごとは何ですか」
の3つからランダムに出題されます。60秒と指定されているので、予め3つの質問に対してそれぞれ300字程度の文章を用意して覚えておけば問題ないでしょう。
僕は前日に作りました。原文をそのままここに載せておこうと思ったんですが、なんか恥ずかしいのでやめときます。一応暗記が楽になるようにどの質問も同じテーマで話せるようにしました。
■試験会場は昭和女子大学。どんな人達が受けているのかイマイチ想像つきませんでしたが、見渡した感じ学生と社会人が半々といったところでしょうか。僕は私服だったのですが、ほとんどの方がスーツで来ていたので失敗したと後悔しました。あとから面接試験の評価項目を見ると服装も見られていたんですよね。でも7月にスーツとか嫌じゃん…。
とりあえず筆記試験は足切り超えを確信。速攻で途中退室して午後の面接試験を待ちます。
筆記が終わると3人ずつくらい呼び出されて、面接試験を行い、それが終わったら自由解散という流れでした。1人3分程度の面接ですが、受験番号が後ろの方の人は筆記が終わったあと結構待たされることになります。多分1時間強くらいは。僕は幸いにも前から4番目だったので、とっとと荷支度を済ませて面接に向かいます。
就活の面接を意識してドアをノックし、入室すると初老の男性がひとり。事務的にまず自己紹介を促されますが、どうやら受験者は時間を計測できないようなので、予め時間内に話す練習をしとく必要があります。念の為昼休み中にしといてよかった。さすがに体内時計じゃ厳しいでしょう。
僕の場合30秒に収まったかはともかく、とりあえず前日に覚えてた自己紹介をスラスラとそのまま話します。
続いて、状況対応。僕が聞かれたのは「あなたがこの一、二年間で一番の成果だったと思うものは何ですか」でした。ここでトラブル発生なんですが、覚えたつもりのセリフの一部が頭から吹っ飛びます。なので、咄嗟にアドリブをぶち込みますが、明らかに元々用意してたものより文字数が多かった気がしたので、まあ60秒を微妙に超過したと思います。
(うわやっちまった…)
とか思いながら大学を後にし、不貞腐れ気味に同級生を誘って池袋のHUBでHUBレモンとか飲みました。久々のアルコールだったので沁みました。
■結果
合否通知はメールで来ました。結果は合格💮(ドンドンパフパフ)
落ちてたらある意味1番ショックを受けたかもしれないので、よかった。自尊心が保たれた。
成績を確認したところ、筆記は87%面接は5段階評価のうちの3でした。
面接では25の評価項目がありますが、さしあたり特に良かったものと、悪かったものがそれぞれ表記されています。
僕の場合
良かった点⭕️・言葉の明瞭さ・話すスピード・敬語・表情・視線の動き・アイコンタクト・話題の適切さ・時間配分
悪かった点❌・言葉遣い・落ち着き
という評価でした。4や5をとるにはより多くの⭕を取る必要があるのか、或いは指摘事項があった時点でアウトなのか分からないですが、まあこんなものだろうなと。
目をキョロキョロさせないように気をつけてたのが功を奏した一方、確かに「ええと」や「まあ」といった言葉遣いをしていた記憶もあり、ここは反省だなと思いました。キョドり癖も抜けてなさそうです。
まあ何はともあれ、うまいこと受かってくれたので、合格証を心待ちにすることとします。
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