知能検査受けてきた
こんにちは。久しぶりにLINEブログ開いたのでたまには更新しようかと思って。
今回受けてみたのはCAMSという、文化や教育に左右されにくく世界の誰でも平等に受けられるパズルみたいな推理みたいな検査だった。
僕とて曲がりなりにもMENSAの末席をギトギトに汚してる身なので、うっすらとそれなりの数値が出ることを期待しつつ、試験対策とかいらないんだし気楽に受けてみるかと決意してから実に半年越しの受験に至ったわけなんだけど。
先にことわっておくと、CAMSといい、MENSA入会試験といい、測れる能力はごくごく一部の項目だけだから、これらの成績がいいからと言って全面的な賢さが伴っているかのように振る舞うやつはうんこだと思う。現代文の偏差値だけ70ある人が「俺東大いけるわ」って言ってたら狂人にしか思えないでしょ?
知能自体にも色々な種類があるのと同様に、知能指数(IQ)というのも何かと種類がある。まず大人と子供では測定の尺度が違うし、同じ年代同士であっても標準偏差(SD)によってまた数値が変わってくる。たとえばメディアではSD24で換算された数値を使うことが多いけど、それだとMENSAの入会要件であるIQ130(SD15)はIQ148(SD24)まで跳ね上がってしまう。
つまり、「どの年代で」「標準偏差はいくつで」「なんの試験を受けたか」が明らかにされていない限りは、話半分に聞くのがよろしい。
なんというか、とにかくIQという概念は雑に扱われがちなんだよな。インターネットのIQテストみたいのは全問正解するとIQ200とか出てくるし、パズルゲーム広告のあと強制的に遊ばされるミニゲームみたいなやつは真面目にやってもIQ35とか言われるし、「IQ20違うと話が通じない」みたいな俗説も随分乱暴な話だ。
僕個人としてはIQを絡めて中途半端な信憑性を持たせようとする風潮が厄介だなあと思っている。もう少し丁寧に説得性を持たせるか、いっそ思いっきり雑に扱うかのどっちかに振り切れればいいんじゃないって気はするんだけども、とりあえず前置きが長くなったので結果貼る。
142!?はー学校の模試もこれくらいよければ苦労なかったな。
ちなみにSD24換算だとIQ163とかになって、ちょっとなろう系主人公感を帯びてくる。
ともあれ、もし130未満だったらMENSAの会員証をメルカリで売るか天ぷらにして食べようと思ってたからよかった。ここの試験団体はIQの数値を出すにあたって、標準化の内容を公開していないから眉唾物だなと思ってはいた。けれど、事前に無料で受けられる簡易検査でも実は同じような数値が出たので、数字の信憑性はともかく、少なくとも適当な数字を振ってるわけではないようだ。
ただ残念ながら、僕はいわゆる行列推理っていうパズルが比較的得意なだけで、数値に反して頭の回転とかは絶望的に遅い。数学の偏差値は50だし、歯磨きと耳掃除を同時に試みたら怪我するくらいにはマルチタスクが不得手だし、隣で通話してる上司の電話に自分の受話器置いちゃうし、まあ些細なことはどうでもいいさ、そんな不器用な自分が僕は大好きだ。
ちなみにこの手の試験は得意と言いつつ、この試験の結果がIQ146以上の人から入会が許されるGifted Eyesという高知能団体への要件には普通に達してないので、受けた意味ある?と問われるとぶっちゃけただのオナ二ーで終わった感は否めない。しこしこ。
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