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LINEミニアプリとLIFFアプリの違いとは?どちらを選ぶべき?
こんにちは!on株式会社、広報担当のデミです!
LINEのアプリ開発でよく聞く「LINEミニアプリ」と「LIFFアプリ」。何が違うのかよくわからない……という方も多いのではないでしょうか?
非常に似た機能を持つ両者ですが、比べてみると、LINEミニアプリの特徴と、LIFFアプリの特徴はしっかり分かれます。
2つの違いを知れば、自分たちが行いたいサービスをLIFFアプリで実現できるのか、LINEミニアプリでないと難しいのか、判断する手助けになりますよ。
ここでは、LINEミニアプリとLIFFアプリの違いについて詳しくご紹介していきます!
1.LIFFアプリって何?
LIFF(LINE Front end Framework)は、LINEが提供するWebアプリのプラットフォームのこと。LIFFアプリはLIFFブラウザで利用できるWebアプリの総称です(一部例外あり)。
一般的なWebアプリはGoogleやSafariなど、インターネットを使う時に利用するブラウザ上で動作します。しかし、LIFFアプリはLINE上でアプリを展開できるため、簡単にLINEのユーザー情報と顧客情報を連動させることができます!
2.LIFFアプリの機能
LIFFアプリでできることは、多岐にわたります。一般的なWebアプリやネイティブアプリ(スマホにインストールして使うアプリ)で利用できる機能のほとんどが、LIFFアプリでも実装可能です。
・会員証・ポイントカード
・予約機能
・決済機能
・モバイルオーダー
・QRコード提示・読み込み
・ECサイトと連携
・既存システムとの連携
など……
「業務を効率化したい」「便利なサービスを提供したい」などのご要望は、ほとんど叶えられるでしょう。ただ、LINEを利用するからこそ制限される部分もあります。
2-1.LIFFアプリの限界
一番のデメリットは、ネイティブアプリに比べるとデザインの自由度に限界があることです。
自社カラーを全面に出したいという方は、ネイティブアプリ開発の方が要望を満たしてくれるかもしれません。LIFFアプリは、LINE上で提供するアプリのため、ある程度LINEの規格に合わせたアプリになります。
デザインの自由度に限界があるとは言え、上のイメージのように自社をアピールするために十分なデザインやカスタマイズができますのでご安心くださいね。
3.LINEミニアプリとは何?
LINEミニアプリは、LIFFアプリの一種と定義されています。「どういうこと?」と混乱される方もいるでしょう。私も初めは大混乱しました……。
もう少し詳しく説明していきます。LINEミニアプリはLIFFアプリでできる機能を持ちながら、多様な方法でアクセスできるアプリだということです。例えば、ネイティブアプリのようにQRコードから直接アクセスできたり、LINEのホームタブから利用できたりと、LIFFアプリでできる機能はほぼLINEミニアプリでも実装が可能です。
4.LINEミニアプリとLIFFアプリの違いは?
ここからは、LINEミニアプリとLIFFアプリの違いについて詳しくご説明していきます。
4-1.動作環境
・LINEミニアプリ
スマートフォン版LINEでのみ動作します。パソコンなど一般的なブラウザ上では動作しません。
・LIFFアプリ
スマートフォン版LINE、および一般のブラウザ(PC版ブラウザを含む)で動作します。
4-2.LINE社の審査
・LINEミニアプリ
LINE株式会社(以下LINE社)の審査が必要です。開発前の「サービス事前審査」とリリース前の「リリース審査」を経てLINEミニアプリをリリースできます。
・LIFFアプリ
LINE社の審査は必要ありません。いつでもリリースができます。
4-3. アプリへアクセスする方法
・LINEミニアプリ
QRコードやURLなどLINE外から直接LINEミニアプリへアクセスできます。また、LINE公式アカウントやLINEサービス一覧からも利用可能です。
・LIFFアプリ
LINE公式アカウント経由でしか利用できません。つまりユーザーにLINE公式アカウントを友だち追加してもらう必要があります。
4-3.Service Messageトークルームの利用
・LINEミニアプリ
LINEミニアプリでは、Service Messegeトークルームが使用できます。すべてのLINEミニアプリでこのトークルームを利用したメッセージ送信ができます。
しかし、誰にでもメッセージを送信できるわけではありません。LINEミニアプリを通して予約する・注文するなど任意のアクションをしたユーザーに対して無料で5通までメッセージを送れます(サービス内容によって変わります)。
・LIFFアプリ
Service Messageトークルームは利用できません。LINE公式アカウントを通してメッセージを送ることは可能です。
参照:LIFF/LINEミニアプリ|LINE API UseCase
5.LINEミニアプリとLIFFアプリどちらがいい?
LINEのアプリ開発をしたいと考えた時、LINEミニアプリとLIFFアプリ、どちらを選ぶといいのでしょうか?
どちらを選んでも実装できる機能は変わりません。一番の違いはアクセスのしやすさです。
LINEミニアプリは、QRコードやURL・LINEサービス一覧などさまざまな方法でアクセスができます。一方、LIFFアプリは、LINE公式アカウントを友だち追加してからでないとアクセスできません。
手軽に利用でき、ユーザーの初期利用ハードルが低いのはLINEミニアプリだといえます。LINEミニアプリなら、LINE公式アカウントを友だち追加してもらうという導線も作れるので、リードや新規顧客獲得にもつながります。
しかし、LINEミニアプリ開発には大きなハードルがあります。LINE社の審査を受けなくてはいけない点です。厳しい審査を通過するためには、ある程度の時間が必要です。
LINEミニアプリとLIFFアプリどちらにもメリットとデメリットがあります。マーケティング戦略を考える上で、どちらを開発するのか考えるといいでしょう。
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7.さいごに
LINEミニアプリとLIFFアプリ。非常に似た機能を持っているので、何が違うのかわかりにくいですよね。
しかし、LINEミニアプリは、LIFFアプリをより使ってもらいやすく、アクセス方法を多様化させたものと考えれば理解しやすいのではないでしょうか?
どちらにもメリットとデメリットがあります。マーケティング戦略を踏まえた上で、サービスをどちらのアプリで提供するか考えるといいでしょう。
いろいろ検討したけど判断できない……という場合はonにお任せください!アイディアベースでも構いません。ビジネスやマネジメントも含めたご提案をさせていただきます。
LINEミニアプリやLIFFアプリを含むLINEプラットフォームの違いを詳しく解説した記事もあります。こちらもぜひ参考にしてください。
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