【DQ④】目指せ!LV99!!ドラゴンクエスト編 その4 ガライの墓〜ドムドーラの町〜メルキドの町
※ネタバレを含む記載をしています。自己責任でお読みください。
冒険の続きを始めましょう。
ガライの町に入り、北側にある大きな屋根の建物は鍵がないと入れませんでした。鍵を開けるとそこにガライの墓があるらしいのですが、それっぽい入り口はありません。ここでミヤはある人の話を思い出しました。暗闇の壁を押せと言われたミヤは建物北側の壁を手当たり次第に押していきます。
すると一箇所だけするりと奥へ行ける場所がありました。その通路を歩いていくと一人の老人が立っています。何でもガライの墓に入って生きて戻ったものはいないと。自己責任で入っていいよと老人はミヤに伝えると消えてしましました。
世界を救うのに知らない人の墓地で命は落としたくありません。が、魔の島へ渡るためのアイテムを授かれるかどうかの試練です。ここで諦めるわけにはいきません。意を決して墓地に入ります。中は複雑な迷路のようにあちこちに分かれ道があります。分岐をいくつも進みながら奥へと歩いていくと、大きな扉があり、扉を開けた先に下の階へ続く階段を見つけました。
地下2階。入り組んだ通路を歩いていると下へ続く階段が4箇所あり、それぞれを降りながら正解を探します。下の階へゆくほど魔物も強くなっていきます。魔法の鎧のおかげで傷ついて減ったHPは1歩歩くごとに回復するのですが、魔法を使う魔物がいたりするので油断はできません。慎重に奥へと進みます。
地下3階に目的のガライの眠る墓標がありました。
その傍らにある宝箱の中に試練の証、銀の竪琴がありました。これを持って祠の賢者に会いにいくと雨雲の杖がもらえるはずです。洞窟を後にして北の祠へ向かいます。
LV14になったミヤにとってマイラの村までの道中に現れる魔物はもはや敵ではありません。小銭を稼ぎながら歩いていきます。そういえば手に入れた銀の竪琴はどんなアイテムなのでしょう。ただ渡すだけのアイテムではないと思い、使ってみると綺麗な旋律を奏でます。ミヤに楽器の才能があるとは思えませんが、不思議なことに自然と弾けてしまうのでした。その綺麗な音色は魔物をも魅了したと言われるだけはあります。音が鳴り止むとすぐそばに魔物の姿がありました。この竪琴から流れる音色は魔物を呼び寄せる力があるようです。
なんて呪われたアイテムなのでしょう。ガライと共に葬られたとしか思えません。こんなものを持って来いとかいう賢者に文句の一つも言いたくなったミヤは、一刻も早く祠へと向かいます。
祠の賢者に銀の竪琴を渡すと賢者は一言こう言います。
「なんと銀の竪琴を手に入れたと申すか…。」
これはどう捉えたらいいのでしょう?
試練を乗り越えられる実力を持っていたことに驚いた声なのか、それとも他人様の墓から遺品を黙って持って来たことに対してなのか。竜王を倒すための試練と思っていたミヤは、ひょっとして自分は闇バイトに加担していたのではないかと不安になりました。試練を克服したのだと自分に言い聞かせて、指示者である賢者に盗品を渡し、報酬を貰い、アジトを後にします。
雨雲の杖を手に入れたミヤは一度ラダトームの町に戻り、いっぱいになった手荷物を預り所に預けに行きます。
今の段階ではまだ魔の島へ渡ることはできません。なぜなら身分証明書を手に入れてないからです。お城の中にそのような公務をする施設は見当たらなかったので、この世界のどこかにあるのだと思います。なので今までの情報から新しい町へ旅立つことにします。
ガライの町から南へ進んでゆくと岩山の麓に洞窟を発見しました。
洞窟の中には魔物がいましたが、それほど強くありません。ですが2、3歩進んでは出てくるので正直鬱陶しいです。一撃で倒されるのを分かってて次々出てくる魔物にうんざりしながら先へと進みます。洞窟の中にはいくつか宝箱が落ちていました。中にはお金や装備などがありましたが一番奥には戦士の指輪がありました。その昔、勇者ロトと共に旅をした戦士が身につけていたという代物だそうです。何かしら不思議と勇気づけられたような気がしたミヤは、指輪を身につけ洞窟を出ました。
さらに南に進んでゆくと砂漠の中に町があるのを見つけました。
旅の戦士から聞いたドムドーラの町がここのようです。ひとまず休息を求めて町に入りましたが、町の中の様子がおかしいことに気づきます。
建物は廃墟と化し、住民は誰一人いません。ラダトームで噂に聞いた魔物に襲われた町とはここのことなのでしょう。町の中を一回りしますが、中では魔物が徘徊しています。ミヤ生存者はいないのを確認して町を出ました。
この辺りの魔物は今までの敵より大分強く、ミヤも反撃を喰らいながら先へと進みますが、苦戦を強いられることもあり、城へ戻っては回復して少し先へ行くのを繰り返していきます。
そしてミヤは高い壁に囲まれた町を見つけました。
今回の冒険はここまで。
〜つづく〜