【DQⅡ③】目指せ!LV99‼︎ ドラゴンクエストⅡ〜悪霊の神々〜編 その3 ムーンブルグの王女捜索
※ネタバレを含む記載をしています。自己責任でお読みください。
冒険の続きを始めましょう。
リクとの合流を無事に果たしたミヤ。魔法が使えないミヤにとって、群れを成して襲ってくる魔物達との戦いの負担が軽減されることでしょう。
と。
思ったミヤでしたが、リクのLVは1のままでした。サマルトリアの城を出発し、勇者の泉の洞窟で洗礼を受け、ローレシアのお城に立ち寄り、リリザの街で合流したリク。同じルートを通ったミヤはその間に多くの魔物と戦い、数LVは確実に上がりました。それに引き換えリクは、運良く魔物と遭遇しなかったのか、それとも全てにおいて逃げ切れたのか。ともかくこのままでは、ムーンブルグ行くまでにリクの身が保ちません。装備を整え、リクを鍛えることにします。幸いこの辺りの魔物との戦闘で受けるダメージは、装備品で耐えられるものの、今の時点で回復魔法しか使えないのでミヤのサポート役に徹します。そうしていると攻撃魔法「ギラ」を習得しました。グループ全体にダメージを与えられるため、戦いが非常に楽になります。ですがMPの最大値が低いため、あまり連発はできません。だからといっていつまでもこの大陸に留まる訳には行かないので、ムーンブルグへ行くことにします。
ムーンブルグへは、リリザの西にある祠から地下トンネルをくぐり、海峡を渡った先にあります。その祠の入り口にいた老人の話を聞くと、ローレシアのお城より南にある祠に御兄弟の方がいらっしゃるので会って欲しいとのこと。何か大切な事なのかもしれません。リクの修行延長ついでにローレシア南の祠へ向かいます。
やはり二人で旅すると冒険は格段に楽になります。修行というより最早小遣い稼ぎにも似た状況。倒せば倒すだけお金が貯まります。次の町で買う装備が楽しみですね。そうこうしているうちに南の祠に辿り着きました。
祠の老人を訪ねるとこう言います。この世界には銀の鍵と金の鍵があり、それぞれに対応した扉があるとのこと。つまり銀の縁の扉は銀の鍵で開き、世界中の銀の縁の扉は開き放題、金の鍵は金の縁の扉を開け放題にできると言うのです。
老人はまず銀の扉から開けまくれと言います。銀の鍵はサマルトリアよりさらに西の湖の洞窟にあるとのことでした。
貴重な情報をもとに二人は湖の洞窟を目指します。LVも上がり、装備品の整っている二人にとって、洞窟の中で鍵を見つけるのはは造作もないことでした。
鍵でかくね?
明らかにミヤの持っている剣とほぼ同じかそれ以上です。さすが世界中の扉を開けられるだけあって存在感がハンパないですね。しかも地面に直に落ちてるとは。ただ銀製だけあってこんな湿度の高いところにあっても全然錆びてません。
二人は鍵を手に入れ、今度こそムーンブルグへ向かいます。
ムーンブルグへ渡るとそこは、今までの魔物達より格段に強く、数もまた多くなって二人の行手を阻みます。ここは一刻も早く新しい装備を手に入れて身の安全を確保したいところ。洞窟から南下して行くと新たな町を発見しました。
ムーンペタという町に辿り着いた二人は早速宿屋に泊まり、体力を回復させます。翌日、二人は町の武器屋で装備品を整えます。リクが重い装備をつけられないため、今回は主にミヤの装備を充実させることになりました。買い物を済ませ、町の人の話を聞いていきます。ムーンブルグのお城はこの町より南西に位置していること、またこの世界のどこかに空を飛ぶマントかあるらしいとか。それをつけると高いところから少しだけ飛べるらしいのです。どのような目的で使うのかは分かりませんが面白そうですね。
町の片隅には犬がいました。話しかけると鼻を鳴らし後をついてきます。なんとも人懐こいわんちゃんです。ですが冒険には連れて行けません。町を出るとわんちゃんはついて来ませんでした。危険を察知したのでしょう、賢いわんちゃんです。
町の人達から情報を聞き出し、二人はハーゴンに襲われたムーンブルグのお城へ向かいます。お城はすでに廃墟と化しており、魔物が我が物顔で城内を彷徨いています。ハーゴンの急襲に散っていった兵士たちが、城の中で彷徨える魂となって王城を守れなかった無念を訴えて来ます。
城の中庭の片隅に地下への階段を見つけました。階段を降りた先は小さな部屋になっており、片隅には傷ついた兵士が横たわっています。話しかけるとまだ息があるではありませんか。ハーゴンの軍団に襲われた際に怪我を負いましたが、カナ王女の呪いを解く方法を人に伝えるため頑張って生きていたのです。使命を全うした兵士はその場で息を引き取ります。そして魂になった今でも自分の任務を全うしようとするのでした。また、ある魂は真実の姿を映すと言われている「ラーの鏡」というアイテムが、ここの城より東の沼地にあると言います。そして、立派な玉座のある王室に入ると、そこにはムーンブルグ王の魂がカナ王女の身を案じていました。なんでも王女は呪いをかけられ犬の姿に変えられているとのことです。
話をまとめると犬の姿にされた王女の呪いを解くためには沼地のラーの鏡を手に入れるということです。二人は東の沼地へ向かいます。
東にある沼地は見渡すと4つの橋が見える場所であることがわかっています。そんなに遠くない位置にそこはありました。
沼地の中に太陽を反射して光る箇所があります。調べるとそこにはラーの鏡が落ちていました。鏡を手に入れ、次は犬の姿にされたカナ王女を探します。二人はルーラの呪文でローレシアに向かいます。
ローレシアの城下町の入り口に元気な犬がいます。話しかけると元気良く吠えます。二人は早速ラーの鏡を使いました。しかしここでは何も起きません。どうやらこの犬はカナ王女ではないようです。次に二人はムーンペタへ飛びます。話しかけると二人の後をついてくる人懐こいわんちゃんの前で今度はラーの鏡を使います。すると鏡が映したのはわんちゃんではなく、美しい王女の姿でした。
アイテムを使うタイミングが最悪でしたが、こちらに尻を向けた王女の呪いが解け、役目を終えた鏡は砕け散ってしまいました。そしてそこにいたわんちゃんはムーンブルグの王女、カナの姿に戻ります。カナは元の姿に戻れた喜びと、打倒ハーゴンを誓い二人と共に旅立つことを決意します。とはいえカナもLVは1のまま。また、装備も女性なので軽めの装備品しか扱えません。今の段階では装備品で守りを固めるのは難しいので、カナの修行をしてから次の目的地へ向かうことにします。
こうして無事にロトの子孫3人が揃いました。冒険はここからが本番になるでしょう。
今回の冒険はここまで。
〜つづく〜