映画感想会#1
少し長い期間、投稿が途切れてしまっていた。
書きたいことがなかったわけではないのだが、
わざわざnoteを開いて書くという気になれなかった
のが原因である。
そこで、趣味である映画について、
批評をするほどではないが、
手記程度に感想を述べていく回があってもいいのではと思い、
今回から始めてみる。
もちろん、日常の投稿も気が向いたら続けていくつもりだ。
今回は先日観た「パラサイト」と「シグナル100」
について軽く書きたいと思う。
「パラサイト」
はじめにたしかにこの作品はアカデミー賞で4冠する
ほどの映画であったと勝手に思う。
正直、パルムドールや作品賞を取るまで、
この作品は勝手にホラーだろうと思っていた。
そのため、なかなかわざわざ観に行こう
という気になれなかった。
しかし、ミーハーな考えではあるものの、
作品賞などを受賞したこともあり、
観に行ってみようと思うようになった。
この作品は、とてもすっきりするものであった。
少し金持ち家族の方のその先を知りたくなったが、
結末を明白には書かずこちらをモヤモヤした気持ちに
させるような作品よりも、
私はこっちの方が好きであった。
さらにこの作品は原作となった作品はなく、
全て監督による脚本と聞き、衝撃を受けた。
しっかりと作り込まれた内容だけでも
素晴らしいにも関わらず、
肉薄するような映像のクオリティも
かなりのものだったと思う。
PG12指定であるため、
多少のグロやエロがあるとは思ったが、
観終わった結果そんなことは全く気にならず、
何度も言うようであるがすっきりとした気持ちが残っていた。
「シグナル100」
この作品については、
少し前に漫画を試し読みしたことがあり、
その時に犯人の手法などが現実とはかけ離れているものの、
面白いと思い観に行ってみた。
観た感想としては、想像通りであった。
正直、それ以下でも以上でもなかった。
橋本環奈はかわいい。それは言うまでもない。
しかし、
内容と映像がもったいなかった気がしてしまった。
内容の方は、
予想していた通り自殺が繰り返されるものであり、
生き残る一人も橋本環奈だけという
なんとも変哲のない内容だった。
予想外だった点は、
あのキャストで名の知れている方である、
若月佑美が最初の方で死んでしまった点である。
映像の方は正直微妙であった。
たしかに自殺、それも過激な方法となると
実際に行ったように見せることは難しいと思う。
そのためCGを使ったものになるのは理解できるが、
背景との境界に明らかな乖離があり、
観ていてとても気になってしまった。
また、催眠にかかった瞬間に目の色が変わる点も
いらなかった気がしてしまった。
そこは演技などでカバーして欲しかった。
「パラサイト」の直後に見たからかもしれないが、
完成度の大きな違いに驚き、
少し残念という気持ちの方が勝ってしまった。
このnoteを見てくださった方で、
他の感想を持った方などがいましたら、
コメントなどに書いていただけると、
そういう見方もあるのか、と
勉強になりますので、よろしければお願いします。