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1月4日(土)国際点字デー

普段から街のあちこちで目にする点字ブロック。
視覚障がい者が足の裏や白杖で地面の感覚を確認して安全な歩行をサポートしています。
実はこの点字ブロック、日本発祥ということをご存知ですか。

今や世界150カ国で使われている点字ブロック。
線状の「誘導ブロック」と点状の「警告ブロック」があります。
誘導ブロックは歩く方向を示し、警告ブロックは注意を意味。誘導ブロックが交差する分岐点や案内板・障害物の前、駅のホームの端などに警告ブロックが配されています。

視覚障がい者が駅のホームで方向を見失った時、ホームの内側と外側を区別できず、内側に退避するつもりで移動して線路内に転落してしまう事故がたびたび発生。
そのような事故をふせぐために、内方線付き点状ブロックが開発されました。
安全な方角(ホーム側)を線で示し、視覚障がい者の方にホーム側の向きを知らせています。

点字ブロックは弱視や色弱者の方にも見やすいよう、道路の色と反対色の「黄色」で作られています。
しかし昨今、街の景観に配慮して、道路と同系色のシックな点字ブロックも作られています。

景観を見ることができる、色がわかるワタシたちにとってはさほど気になりませんが、色が見えない、景色をぼんやりとしか見えない人たちにとってはどうでしょう。
インフラだけでなく「心のバリアフリー」も広がることを切に願います。

#おむすびすみす
#すみすのつぶやき
#世界点字デー
#国際点字デー
#WorldBrailleDay

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