考察中のまとまりのない雑文です。「労働や産業の質の変化について」

答えは、既にドラッカーが書いています。

自分の中で理解を深めるために言語化・整理したいと思って書いています。
現実(会社の組織改革やイノベーションなど)に活かせればと思っています。
随時更新予定です。

アドバイスや、おすすめの書籍など助言いただけますと幸いです。


産業の性質には2種類ある

「ノウハウが確立されていて、定型化でき、手順書を作成可能で、その通りに繰り返す流れ作業」
 → 同じモノを大量生産する産業
 → 生産性や採算性を数値化しやすい(テイラー主義)

「ノウハウを持っていない・正解が解らない課題を、複数人でチームを組み、知識を集約してトライアンドエラーし、エラーから学び、探索的に価値を創造する」
 → 新規事業やイノベーション
 → ソフトウェア開発・システム開発など完成するモノは1つ
 → 生産性を数値化することが難しい


知識労働者は会社にとって資産であって、コストではない

日本の会社(主に創業30年以上かつ従業員規模100人以上)は、従業員・労働者を「コスト」だと思っている。
工業化時代の価値観から進歩できていない。


産業革命から20世紀までは、生産設備が最も価値ある資産だった。
労働者は、そういう設備がある場所でしか働けなかった(場所への帰属)

テクノロジーとコンピューターとインターネットが普及して、状況が変わった。

定型化・手順化できる仕事は、産業機械やコンピューターに置き換えることが可能。

筋肉労働の重要性が低下。
知識労働の重要性が増加。

知識労働は、大規模な生産設備が無くてもできる。会社や生産設備に依存する必要がなくなった。

知識労働者が帰属すべきは、専門知識や技術である。会社や場所ではなくなる

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