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音楽のチカラ

gmailにこんなメールが届く。

新型コロナウイルスの感染拡大に関して、
現時点において未だ収束の見通しが立っていない状況下において (中略) 開催を延期とさせていただく事になりました。
現在の新型コロナウイルス感染状況と、それに伴う政府および各自治体等の方針に鑑み、公演は中止することとなりました。


4,5,6月にライブの予定を数本ずつ予定していて、ちょっと入れすぎちゃったかなーでも行きたいから仕方ないよね!楽しみ!
と思っていた矢先。

5月頃には流石にコロナも落ち着くよね!
と思っていた矢先。
のこと。


仕方ないとは思いつつも、こうして楽しみにしていた場が失われるのは、やっぱりとっても悲しい。

全部コロナのせいだ…


それでも、音楽は強い。
と、思う。


こんなに今日は晴れているのに、なんでお家に籠らなきゃいけないんだー!と叫びたい気持ちを仕舞い込んで、過ごすこの日常の中で、
アーティストの音楽を聴いて、音楽は心を救うな、と改めて感じている。

Twitterでアーティストさんたちが#うたつなぎ#リプつなぎ って、うた動画や演奏動画上げていて、
最近はそれを見るのが楽しみになっている。

ひとつ、わたしの好きなバンドのひとつ、
東京カランコロンというバンドの女性ボーカルの方のうたつなぎ、よかったら見てください。
心、温まるよ。スカートという曲の一部。

東京カランコロンのせんせいの#うたつなぎ

この歌声が本当に好きなんです。
遠くにいる大切な人を想って歌ったこの曲、本当に素敵。


そんなこんなで、ほかほかしていたら、
昔どこかで聞いた絵本のことを思い出した。

うろ覚えだけれど、たしかこんな話。

ある村に住む村人たちが、楽器を演奏して楽しんでいました。
しかし、それを見て嫉妬した神様が、楽器を取り上げてしまいます。
楽器を失った村人たちは、それを嘆くでもなく、お手製の打楽器を作って、再びまた楽しく演奏をし始めました。
それを見た神様は、怒って、作った打楽器さえも取り上げてしまいます。
演奏するものがなくなってしまった村人たちは、それでもなお楽しく、声を使って歌を歌いました。
神様は、もうどうすることもできませんでした…。

と、こんな内容のお話。
(名前を覚えていなくて、検索しても出てこないので、ご存知の方がいたらぜひ教えてほしいです)

ライブという、アーティストたちも、そのファンも、大事にしている場が作り出せない今、
悲しい、寂しい、悔しい思いをしているけれども、
今はネットを通じて繋がることができるし、
音楽を聴いて、楽しい気分になれる。救われる。

音楽のありがたみや、そのチカラを感じる。
そんな、日々だなと思いました。

一方で、会場のキャンセル代とか、アーティスト側も、会場側も、会場の設営や運営に関わる方々も、その他いろいろ、見えないところで悔しい厳しい想いしてる人沢山いるようで。
コロナの影響で閉業するライブハウスもあるようで…

ファンとしては、音楽を聴かせてもらってる恩返しがしたいなあとか思ったりしていて、
小さなことだけれど、YouTube再生してみたり、Spotifyで音楽聴きまくったり、グッズも買おうと思ったり。
ライブハウスにも、なにかできることがあったらいいのに…

落ち着いたら、沢山エンターテイメントに会いに行こう。
それまでに、アーティストが、場所がなくならないようにただ祈るばかりです。

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