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お部屋にあわせた家具づくりも。好きを詰め込んだ1LDK〈42.75m²・千葉〉|DIYという選択肢。
omusubi不動産では、DIYが可能な物件を多く取り扱っています。日頃のお問い合わせでも、よく「DIYができるお部屋を探している」というご相談をいただくのですが、なかにはDIYに興味があってもやったことがない、という方もいらっしゃいます。
実際にDIY物件を契約してくださった方が、その後どのようにお部屋作りをたのしまれているのか。この連載では、お客さまのおうちにお邪魔し、DIYのこだわりやどんなものを参考にしていたかなどをうかがっていきます。
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第二回は、山口さんご夫妻のお部屋をご紹介。もともとはのぞむさんがお一人で住む予定でお部屋を借りていたところ、なみさんと出会い、同棲を経てご結婚し、一緒に住みはじめたのだそうです。初めてのDIY、期待に胸を膨らませながら、理想のお部屋作りをしよう! と意気込むも、実際にやってみると、「あること」に二ヶ月も時間がかかってしまったのだとか。DIYのご経験者として、当時のお話をお聞きしました。
プロフィール
名前:のぞむさん(会社員/家電デザイナー)、なみさん(住宅リフォーム関係)
敷地面積:42.75㎡
間取り:1LDK
築年数:29年
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DIYしたところ①壁と床
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お部屋の顔とも言える、壁と床。のぞむさんは、DIYをする前からイメージを持たれていたそうです。
のぞむさん「僕は北欧っぽい雰囲気が好きなので、壁にはすべてパテを塗って、最後にやすりがけをしました。でも、壁一面をパテで塗るのはかなり大掛かりな作業で……。友人にも手伝ってもらい、二ヶ月間かけてようやく終わりました。あまりおすすめはできないのですが(笑)、労力をかけた甲斐あって、イメージ通りになりました」
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また、床に使用した2×4の無垢材もこだわりのひとつ。ただ、もともとの色はもっと白っぽかったのだそう。
のぞむさん「最初は床の白さが目立ち、家具の色とそこまで馴染んでいないように感じていたんです。でも、経年変化によってだんだん飴色に変わっていき、自然と部屋の家具と統一感が出るようになっていきました」
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DIYしたところ②水回り(お手洗い、独立洗面台)
おふたりでテイストを決められたと言うお手洗いは、床が全面タイル貼りになっています。
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なみさん「ふたりで軽井沢のsajiro cafeへ行った際、そこのトイレがすごく素敵で。こんなふうにしたいね、と話してタイル貼りに挑戦しました」
のぞむさん「ただ、このタイル貼りもかなり大変でした……(笑)。最初、床に接着剤を塗り、そのあとシート状になっているタイルを貼り、最後にタイルの溝に目地材を詰めていくのですが、トイレって湾曲している部分があるので、タイルを割らないといけない部分が出てくるんですね。タイル割りが、かなり骨の折れる作業で。また、目地材もどのくらい必要になるのかわからなかったので、作業途中でなくなってしまい、仕上がりの色が少し違ってしまったり……。こればかりは、やらないとわからなかったことですけどね」
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DIYしたところ③お部屋にあわせて作った家具
寝室のオープンクローゼットも、自作されたものでした。
のぞむさん「2×4材とアジャスターを購入して設置しました。DIYができない賃貸の物件でも、2×4材とディアウォール(壁に傷をつけることなく簡単に柱を設置できるアイテム)を使えば、壁にビスを打たなくても作れますよ」
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デスクも、のぞむさんがDIYされたもの。よく見ると、2枚の板でできています。
のぞむさん「あまった1×4材を間にはさみ、コード類やiPadなどちょっとしたものをしまえる隙間を作りました。既成の家具だと高さや奥行きが部屋に合わない場合があるので、自作するのが好きですね」
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omusubiスタッフとして担当していたいっちーさんが気になったのが、このコンセントプレート。「見たことがない種類ですが、これはどこのものですか?」とお聞きすると、意外な回答が。
のぞむさん「実はこれ、もともとついていたカバーを外したらついていた芯材なんです(笑)。とってみたら、このままがかっこいいなと思ってそのままにしちゃいました」
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プロダクトデザインの仕事をするうち、「なんでもつくれる」と思うように
山口さんのお部屋を見ていると、なんだか自分でもDIYができそうな気持ちになってきます。家具作りから、壁や床、水回りのDIYまで、「とりあえずなんでも自分でやってみる」という姿勢を持つことができるのはどうしてなのか、教えていただきました。
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――昔からなんでもご自身でやってみるタイプだったのでしょうか。
のぞむさん:プロダクトのデザインをしているので、普段からものづくりにかかわっていることが影響しているかもしれませんね。製品作るときって、最初は完成品ではなく、模型を作るんです。いわゆるペーパークラフトのようなものなんですが、先輩が作った模型がものすごく綺麗で。それを見てたら、ある程度は自分でなんでもできそうだな、と思うようになりました。それに、部屋の模様替えも昔から好きでした。DIYは、ものづくりと部屋作りの要素がかけ合わさっているので、やっていてすごくたのしいです。
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――近々お引越しされるそうですが、また同じようにDIYをされる予定ですか?
のぞむさん:今は子どもがいるので、前ほど自由にやるのは難しそうで。なみちゃんがリフォームの会社で働いているので、基本的にはそちらにお願いしようかなと思っています。でも家具なんかは、自分でつくったほうが理想通りのサイズのものを置けるので、それはちょこちょこやっていこうかなと。
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――DIYをするようになって、変わったことはありましたか?
のぞむさん:さっきは「なんでも自分でつくれる」と言いましたが、売ってるものがすべてではないと考えるようになりました。エアコンを買おうという話になったとき、自分でつけられるんじゃないかなと思って部品を調べてみたら、自力でやるのは結構大変だとわかったんです。だから本体はメルカリで買って、取り付けはジモティでアマチュアの方にお願いしました。
――のぞむさんだったらなんでもできちゃいそうな気がしますが(笑)、たしかにプロにお願いした方が楽なこともありますよね。
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なみさん:車のライトとかも自分で直していたよね。
のぞむさん:そうそう。前に乗っていた車のライトが切れちゃったり、エアコンが壊れちゃったりした際に、業者にお願いすると高くなってしまうので、自力で修理したりしていました。調べてわかることは自分でやっちゃう感じです。
「引っ越してからも通いたい」。行きつけのお店があるまち
――お部屋に求める条件が揃っていたことで、この物件を契約してくださったとのことですが、このあたりでの暮らしはいかがですか?
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のぞむさん:乗り換えで降りたことはあったんですが、どんなまちかまではわからなくて。でも住んでみたら、すごく生活しやすいですね。
なみさん:お隣さんがすごく仲良くしてくださって、お惣菜をよくいただきます(笑)。
――わあ、それは素敵ですね! よく行かれる場所はありますか?
のぞむさん:中華料理店の「藤亭」や、とんかつ屋の「お肉とめしとカフェ あじて」によく行きます。とんかつ屋さんは、すごくおいしいのに定食でも900円くらいと、リーズナブルなんです。また、せんぱく工舎も近いので、よく家族みんなで行きますね。
なみさん:こないだせんぱくで出店されていた方のジビエの料理、おいしかったですよ! みのり台の駅前にある沖縄料理の「玉城家」もおすすめです。わたしは夏の日に沖縄料理を食べながら、オリオンビールを飲むのが好きですね。
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のぞむさん:あと、駅前の美容室「OVTORY」で髪を切ってもらっているんですが、とっても仲良くしてくださっていて。結婚式にはなみちゃんのヘアメイクもしていただきました。
なみさん:そういえば結婚式のブーケは岡山生花店さんにお願いしたんです。式が終わったあと、ブーケを部屋につるしていたら自然にドライフラワーになり、今も飾っています。
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のぞむさん:次は、なみちゃんの実家の方に引っ越しをするので、このまちからは離れてしまいますが、引っ越してからもOVTORYさんには通おうと思っています。いつもすごく素敵に切ってくださるので。
まずはできることから始めてみる。
――DIYをしてみたい方が、理想のお部屋を作れるようになるためには、まずなにから始めるといいでしょうか。
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のぞむさん:omusubiさんが扱っている物件はDIYできるお部屋がほとんどかもしれないのですが、一般的にはDIY不可のお部屋も多くあると思います。それでも、先ほどご紹介したオープンクローゼットのように、ビスを打たなくても収納を作ったり、原状回復できる壁紙を貼ってみたりすることは挑戦しやすいのかな、と。いきなり全部を自力でDIYするのは大変ですが、できることから始めてみたら「案外できるな」とたのしくなってくると思います。
――たしかに原状回復できることを前提とした商品も増えてきているように感じます。
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のぞむさん:そうですね。調べれば情報もたくさん出てきますし。あとはやる気次第かもしれません(笑)。どんな雰囲気にしたいかは、雑誌のPOPEYEの部屋特集をよく見ていたので、そこからイメージを膨らませていきました。やると大変なことも出てきますが、僕はやってよかったなと思っています。
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omusubi不動産では、DIY可の物件を多く取り扱っています。
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※タイミングにより、ご紹介した物件の中が、すでに募集を終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。
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