はじめまして、「ときわ平 やってみようプロジェクト」です-ときわ平まちのひとインタビューvol.0 プロジェクトがはじまった背景
こんにちは。「ときわ平 やってみようプロジェクト」記録係のハラダです。
突然ですが、「常盤平」という街の名前を聞いたことはありますか?
きっと多くの方が初めて耳にする名前なのではないかと思います。
(聞いておいて、という感じですが・・)
常盤平は、千葉県松戸市東部に位置する街。JR松戸駅からは新京成電鉄に揺られて約10分、上野駅からも約30分という、比較的都心からのアクセスも良い場所でもあります。
日本の道100選にも選ばれた「さくら通り」、その道と交差する「けやき通り」と、駅前から緑豊かな景色が広がり、どこか穏やかな空気が流れます。
そして、この街は、一部の人にはちょっと有名(かもしれない)。
それは、日本で最初の頃に作られた団地「常盤平団地」が、建てられた当時のまま、今も広大な敷地に広がっているからです。
1960年代、当時の日本住宅公団(現在のUR都市機構)が、「団地」と呼ばれる集合住宅を全国各地に作りました。
それぞれの団地は当時の最先端の技術を用いて作られ、入居のための抽選は、何十倍もの倍率だったそう。
常盤平団地は、そんな団地開発のごく初期に作られました。総戸数はなんと約5000戸!
駅やスーパーはもちろんのこと、医療施設や大きな公園、役所の支所も併設。当時はまだ農地や森が広がる原野のような土地に、まさに一つの巨大な街が作られていったのです。
また、当時の開発計画に基づき、団地内をはじめとした街全体に多くの木々が植えられました。住宅間の区画も広く設けられ、その結果、現在も常盤平の街全体が、松戸市内でも特に緑に恵まれたエリアとなっています。
そんな常盤平の街に団地ができて、約60年。常盤平の街全体も同様に年月を重ねてきました。街のお店や、街に暮らす人々の世代や様子も移り変わり、今、常盤平の街全体が、変化の時を迎えています。
この街が、これからどんな未来に向かって歩んでいくのか。その未来の兆しを探るプロジェクトとして立ち上がったのが、この「ときわ平 やってみようプロジェクト」です。
このプロジェクトでは、松戸市や地元企業、地域で活動する団体が集まるミーティングや、住民の方へのインタビュー、イベント開催などを通じて、街のこれからの変化について、街の人々と一緒に考えていく場を作っていきたいと思っています。
このnoteでは、このプロジェクトの様子をお届けしたり、常盤平にゆかりのある人によるインタビューをご紹介していきます。
これからの活動を、どうぞお楽しみに。
(文章・写真:原田恵)