すきなきもち ①

すきってどこからくるのでしょう。

夫に散々ゲンナリして、腹が立って、もうイヤだと思って（後で考えたらだいたい私が生理前の大嵐。ヤヌスの鏡のように人格が変わってしまうのです）「ああもう無理……」となるのに「でもすきやねんなあ……」と自分の独り言に驚いたことがあります。
のろけではないのですが、でも結局なんやかんや言って私は夫がすきなのです。

Hey!Say!JUMPのファンになって今年の冬で10年。熱量の増減はありますが、彼らの歌声を聴くと、笑顔を見ると、やっぱりすきやな〜と思うのです。

なにかをすきなきもちはどこからくるのでしょう。

反抗期真っ只中の次男。
更年期の私も人のこと言えない、全てはホルモンの仕業……？
それにしても腹が立つのです。

今日も朝から腹が立って、心の中で「本人にふさわしいバチが絶妙なタイミングで降りそそぎますように」と念じてしまいました。

そんな息子と最近唯一、和やかに話せるのは音楽の話です。

息子はお気に入りのアーティストの歌を聴きまくって、声変わりが終わりきっていないきちゃない声で歌いまくります。

はじめは「うるさい！」と怒っていた私も、何回も何回も聞かされているうちに「なかなかいい歌やな……」とか思ってしまうのです。

「これ、誰の歌？」
いつもは私が何を言っても屁理屈で憎たらしく言い返す息子が、歌の話題になると嬉々として教えてくれます。

「いいやろ？！　これも聴いてみて！」
「へ〜いいやん」

先日、テレビの大型歌番組で彼のお気に入り、Da-iCE の I wonder を、お友達Yちゃんの影響で私も最近応援している超特急が、Da-iCEとコラボして歌ったのです！

次男と二人で録画を何度もリピートして盛り上がりました。

YちゃんによるとDa-iCEと超特急は同期で、メンバー同士昔からの仲良しさんもいるそう。どちらも２０１１年に結成されたグループです。

ちなみにHey!Say!JUMPは2007年結成&CDデビュー。

キラキラと脚光を浴びているイメージの彼らも、それだけではない年月を歩んできているのですね。

歌があってよかった。
歌の話をすると次男の笑顔が見られます。私もガミガミ言わずに楽しく話せます。

そもそも私の影響でHey!Say!JUMPの山田涼介くんのファンになり、あっという間に私を追い越してオタク能力をメキメキと発揮した次男。
コンサートにも何度も行きました。　
次男は私の最強なオタ仲間でした。

今は他のアーティストのみなさんの曲もたくさん聴いています。

だから次男経由でいろんな音楽を聴きます。

自分が選んだのではなく、次男が選んだ曲がランダムに私の耳に入ってきます。

なんの先入観もなく、あ、この人の歌すきだな、とかそんなふうに思いながら次男セレクションを聴いていました。

前置きが長くなりました。（長っ）
本題は　すきなきもち ② へつづきます。