メディアの成長とマネタイズ
現在、市販薬をメインとしたメディア(OTCselect)を運用しており、薬剤師さんをはじめ、管理栄養士さんにも執筆いただいております。そこで運用と深く関わるマネタイズの問題。
今回は『メディアの成長とマネタイズの難しさ』と『情報の本質』について書きました。
医療メディアでお金儲けするんでしょ?
結論から言うと、厳しいです。。ましてや市販薬というかなりニッチな領域。
我々は基本的にこのメディアで収益は考えておりません。
とはいえ、すいません。昔は私も考えておりました。笑
広告収入とアフィリエイトのみでライターさんに執筆料を払えるようなシステムにしようとしておりましたが、私の理念に合わないと思い、すぐやめました。
シンプルに収益を生むためにすべきこととは以下の2つではないでしょうか。
・紹介料の高いものやクリックしやすい製品を紹介しまくる
・記事内に広告を貼りまくる
もちろん誰でもできます。
最低限の商品リンク・アドセンスを貼ってますが、無理に記事内に貼らないようにしています。
理由は、医療・ヘルスケア情報を発信する上で『何に気をつけなければならないか』情報リテラシーの本質が問われてくるものです。
情報発信の本質とは
情報発信に関しても、色々あるかと思います。ウェブメディアのコンセプトや戦略は、企業や個人の運用方法次第で多くの変数を持ちます。
これらの情報を目にするユーザーは、どのような判断をするのでしょうか。
『刺激的なドーパミンの出る見出しやサムネイル』に興味を持つコンテンツが増えている傾向にあります。
それだけでなく、最近の広告の技術レベルも高く、記事を読んでいる途中で離脱することもあるのではないでしょうか。
いずれにせよ、ユーザーの興味をひくような内容は今後も続きます。
SEO上位合戦も当然重要ですが、内容が伴うコンテンツ作りがユーザーの人生に新たなバリューを生むのではないでしょうか。
最後まで記事を読んでもらうために、ユーザーに価値を生むような内容を届けることのできるコンテンツ・メディアを運用していことが、情報発信の本質かと思います。
医療メディアをマネタイズできるのか
現状、ピボットで方向転換しながら成長しているためわかりません。
それよりも、オウンドメディアとして一般の方々に安心した情報を届けること(BtoC)、BtoB企業さんが安心して発注していただく判断材料として提供し続ける方針しました。
これからのメディアについて
現在のところ、どれだけできるかわかりませんが、我々の理念である価値ある情報を発信し続けることに着目しています。
マネタイズは、メディアとしての情報量と質の両方が担保できるようになったときではないかと思います。
これからも マネタイズ ≦ 価値ある情報を伝えることに努めていきます。