ほったらかし温泉には徒歩で行くもんじゃない【旅02_05】
横浜から京都へ、山梨に寄り道して帰る今回の旅行。
山梨市には「ほったらかし温泉」という、山の上から富士山・甲府盆地を眺めながら入ることのできる味わい深い温泉があります。
ゆるキャン△では「ほっとけや温泉」として登場しています。
前回記事で、ほったらかし温泉に良い感じのスケジュールでたどり着けるように、勝沼のぶどうの丘を出発しています。
達成したいこと:ゆるキャン△ごっこ
「ほったらかし温泉」に行き、富士山を眺めながら露天風呂に入りたい。
温泉併設の売店で揚げ温泉卵を食べて、併設の休憩所でゴロゴロしたい。
山梨名物の「ほうとう」もどこかで食べたうえで、身延まで行きたい。
前提・制約条件:公共交通機関しか使えない
ほったらかし温泉の最寄り駅は「山梨市駅」。ここから温泉までは交通手段が少なく、公式HPではタクシー利用も推奨されているが片道2,400円ほどとの情報。この先の旅路もある、ここはタクシーに頼らずに行きたい。
プラン検討:山梨市民バスで途中まで行ける
山梨市駅からバスが出ていることを知る。(市民バスHP)
ただ1日3往復しかなく、
10:30 山梨市駅 → 10:40 フルーツセンター
13:50 フルーツセンター → 14:00 山梨市駅
の一択かなぁと考えました。
そしてさらに道中調べていると、ニフティ温泉でクーポンがあった。
オリジナル手ぬぐいプレゼント!
ただしクーポンは印刷必須とのこと。
山梨市駅のすぐ前にファミマがあるので、電車内でネットワークプリントに登録して、ファミマのコピー機でプリントアウトすることにします。
【まとめ】導き出したタイムテーブル
09:48 勝沼ぶどう郷駅 発
10:10 山梨市駅 着
10:20 ファミマでクーポンをプリントアウト
10:30 市民バスで山梨市駅 発
10:40 市民バスでフルーツセンター 着
11:10 徒歩でほったらかし温泉 着 温泉に入る
12:00 温泉を楽しみきって、揚げ温泉卵とか食べる
12:30 ほったらかし温泉の休憩所に入る。まったりする
13:10 休憩所を出発。フルーツセンターに向かう
13:50 フルーツセンターからバスで山梨市駅へ
【結果】結局前倒しで自力下山した
ほったらかし温泉、洗い場と露天の湯船があるぐらいで、サウナとか整い椅子とかはない感じ。この日は結局曇っていて、少し粘ったけれど富士山も見えず…。
温泉併設の休憩所、ゆるキャン△で登場したように居心地は良いです。寝転がっている人も結構いました。
とはいえ、床にお座布団を敷いてその上でゴロゴロする感じ。
そして、休憩中に山梨市駅の手前に美味しそうなほうとう屋を発見。
ただ、15:00でランチ営業終了。そのうえそこそこ待つらしい。
当初プランでは間に合わんかもしれないので、前倒しで自力下山する。
11:00~12:00の1時間でしたが、お風呂に入り揚げ温玉を食べ、休憩所で少しゴロゴロするぐらいのアクティビティは可能でした。
【補足】徒歩での道のりは過酷。
往路はフルーツセンターバス停からさらに数百メートル山道を登る。
道中の道案内はあまりない。Googleマップを信じながらロクに歩道もない山道を登ることになる。車でスイスイ登っている民を横目に。夏場だとかなり厳しいと思う。ゆるキャン△では、途中でフルーツパフェを食べてましたが、これの最寄りバス停は終点の1つ手前の「フルーツパーク」。
上記の徒歩の道のりは終点の「フルーツセンター」で下車してからの話。パフェを食べたいならば山登りが数十分追加になるのです。帰りは山梨市駅まで徒歩で下りました。1時間ぐらいかかりましたね。
途中で大きなホテルの脇から徒歩でなら通れるショートカットの道がありますが、けっこう急勾配。そこそこの筋肉痛になって後の旅程に影響しました。
ゆるキャン△では、キャンプ道具を持って駅から登っていましたが、かなり過酷だと思います。登るならフルーツセンターからが限界、下りでも急勾配でコロコロのキャリーを持って降りるのは難しいんじゃないかと。お風呂に入っている人が話していたが、往路を駅からタクシーで来れたとして、復路は温泉周りでタクシーは拾えないとのこと。まあ完全に山奥ですし。
そのお客さんは駅で温泉までタクシーに乗ったときに、運転手さんから「帰りは何時ぐらいになりますか?迎えに来ますので」と言われたらしい。その時に迎車の料金も取られなかったらしい。神対応やん。
往復タクシーなら5,000円、そのうえ温泉で1,000円に、なにかご飯を食べようものならプラス1,000円コース、、、ここまでかけるとちょっと費用対効果は微妙か…。