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【日記】大晦日、半裸で紅白のCreepy Nutsを観ていた
2025年1月1日。「おむらいす食堂の日記」をはじめた日。
Xに【日記】と付けて気まぐれにその時々の出来事を投稿していたが、SNSの運用を見直すついでに「なんでもない毎日の記録が欲しい」と思いマガジンを作った。
初回なので、少し長く書く。そもそもが140文字の範囲で、これから毎日続ける予定だから本当は一行くらいで良い。VTuberをしているとリアルに基づいた日常がノイズになることもあるので、SNSとは少し離れた場所で毎日を記録したかった。なんでもないようで積み重ねると面白いのが日々というもので、年末に1年を振り返った人間が「日記」を始めたがるのはそのせいだとも思う。私がそうだった。
SNSから離れて書く日記なんて「じゃあノート(※アナログの)に書けば良いじゃないか」と思うかもしれないが、創作活動者が人知れず毎日コソコソ文字を書くわけがないだろう。「おむらいす食堂」がこれまで続けてきたのはイラスト・映像、YouTubeの動画・配信、記事執筆……何かしらのメディアを通じて「自分が生み出したもの」を届けるということだ。日記だってその一つで、別に公開は義務ではないが、まず届けないことには始まらないという活動者の性(さが)だと思って欲しい。Xで【日記】を投稿していたのは、毎日の記録を残すと同時に「おむらいす食堂」のありのままを知ってもらいたかったからだ。
noteには『おむらいす食堂のメタ』というマガジンがあって、そこには「VTuberの中の人」をテーマにしている。まだ3記事だけだが辞めたり忘れたりしていたわけではなく、やはり自分のありのままを伝える場所としてずっと頭の片隅にあった。
もともと一次創作から始まった「おむらいす食堂」の活動において、VTuberとして公開する動画や配信だけでは表現できる幅が狭すぎる。VTuberの姿は「おむらいす食堂」にとって「表現方法の一つ」であって、それが全てではないからだ。VTuber以前から続くグッズ制作やリアルイベント出展、バーチャルと出会って広がった興味関心を形にする方法が必要だった。その点、noteはSNSやYouTube・FANBOXとは一線を画した居心地の良さがあって良い。ただ、日々変化する「ありのままの姿」を届けるには『おむらいす食堂のメタ』はヘビーになっていて、より気軽に公開できる「日記」を始めるに至った。
というわけで、『おむらいす食堂の日記』をよろしくお願いします。
いつまで続くか分かりませんが、ノートの隅っこを覗くような気持ちで「おむらいす食堂」を少しでも知ってもらうきっかけになったらと思います。
【日記】2025/1/1
「紅白のCreepy Nutsだけは何があっても観るぞ!」と息巻いていた大晦日。タイミングを見誤り風呂に入ってしまったばかりに慌てて湯舟から出、パンツとバスタオルだけを身に着けた半裸のままBling-Bang-Bang-Bornを聴いた。出演が終わって風呂に戻る時、家族から風邪を引くなと言われた。