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深夜2:00までやってるガストへ来た。
車と、遅い時間までやってるファミレスは無くてはならないと思う。
家に居たくないときに気軽に飛び出せるからだ。
ことの経緯は、説明もめんどくさい。
犬に頭突きされて左手の人差し指の第一関節が痛い。
天ぷらとごはんと味噌汁とお漬物を食べたのにお腹が空いた。生理前なんだろうか。
オムライスとかハンバーグとかと悩んだけど冷麺にした。正解だった。
こういうのを選ぶのは多分あんまり失敗しない。大人だからだろうか。もともとあんまり失敗しないタイプだっただろうか。怒ってるときほど正しい選択をしがちな気がする。怒りで視野が狭くなる分、"直感"が明確になるんだろうか。
好きだった人も嫌いになった人もどうでもいい。現状が嫌で嫌で仕方ない。現状っていうか、いまこの瞬間が。冷麺はおいしかった。それはいいとして。
あ、日付が変わった。
12時過ぎた。
私がここにいることは誰も知らないまま。
どっかに消えたい。
ひとりきりになりたい。
ずっとひとりなのに。
ひとりきりになりたい。
こういう夜にこそ「寝てる?」ってLINEをするべきだったんだろうな。
若い女の子の声はうるさい。こんな時間まで喋れて元気だな。大学生って元気なんだな。
チュロスを食べるか迷ってる。
4個かあ、ちっちゃいの4個。
多分食べれるけど4個で400円?は高いだろ。
冷麺の冷えた器で人差し指を冷やしてたけど大丈夫かな。突き指は確実にしただろうな。痛かったし。
私はこうやって、イライラしたときは車に乗って深夜までやってるファミレスへ行って、好きなものを食べて自分を落ち着けて家へ帰るような、そういうしょぼい逃げ方だけして死んでくのかな。
いつまでもこうやって本当に逃げたいことからは逃げずに、ちっちゃなことだけしょぼい逃げ方だけして死ぬのかな。
今日はずっと友人のことを羨ましいと思ってた。
育ちが違うってこういうことだなあって。
いろんな習い事。それもすごいクラシカルっていうか。お金がかかる習い事。わたしがやろうとも思わなかったし、やらせようとも思われなかったであろうことばっかり。
それから、自分のヤバい時を知りつつも寛容である男の人が友達ならいるという話。
私にはそんな人はいない。
ヤバい時とかない。常にヤバい。ヤバすぎてずっと自分を隠し続けてる。ちゃんとしなきゃと隠し続けてる。だからヤバい時を知りつつ寛容な人なんていない。わたしはずっとヤバいしずっとそれを隠し続けて良い子ちゃんを演じて、自分でも自分がなんなのかわからなくて、結局なにも信じてないし、なにも心から好きじゃないし、誰にも信じられないし、誰にも心から好きと思われない。
死ぬまでず〜っとこうなんだろうか。
もしほんとの自分を見せたらどんな世界になるんだろうか。ほんとの自分てなんだろうか。
どうやったらわたしはほんとうの自分で居られるんだろうか。
ほんとうの自分てなんだろうか。
持ってるもの全部捨てたらほんとうの自分になれるんだろうか。
たくさん捨てなきゃいけないときなにを手元に残したいだろう。
まあ車は必要だと思う。間違いなく。