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8年間の禁酒でわかったこと、そして、これからのこと

コロナも落ち着いてきて、外出される機会も多くなってきました。街もコロナ前のような賑わいに戻りつつあり、お酒を飲まれる機会も増えてきたのではないでしょうか?

ということで今回のテーマは「お酒」についてです。

実は私、来週10月20日で、禁酒して丸8年になります。

禁酒をはじめたきっかけは2つの出来事が重なったからです

その1.
亡き父の手紙を発見し、お酒によって無くしていた時間や人間関係などを取り戻そうとしたこと

その2.
健康診断の結果が芳しくなかったこと
(肝臓の値である γ-GTPの値が正常値の10倍以上…)


禁酒を決断して8年経とうとしていますが、無理やり飲ませようとするような人もいなく、おかげさまで一滴も飲むことなく過ごせてきました。

そもそも私がお酒を飲み始めたのは若かりしころ。

大学のサークル活動などで毎晩浴びるように飲まされ、飲ませ… 今では完全にアウトですが、当時は「一気飲み」が当たり前の時代だったので、かなりお酒には鍛えられました。一方でお酒による失敗も数多く…(笑)

大学時代、酒もたばこも状態でした・・・


それから20年以上、休肝日って何?という感じで、健康診断の前日以外は毎日飲んでいました・・・

毎晩のように飲み屋街にいたので、何回もテレビ取材受けています(笑)


その当時の私のお酒の付き合い方は、お酒を「たしなむ」ではなく、お酒で「ストレス解消」という側面が多かったのです。

まさに「お酒にコントロールされていた」状況でした。

だから、お酒をやめることで、本来の自分(健康含む)を取り戻そうと思ったのです。


そしてお酒をやめたことで、多くのメリットがありました。

例えば、禁酒中でも人と交流する飲み会は好きなので、なるべく出るようにしていました。

でも以前と違って飲み会が終ったあとに、

・読書ができます
・車の運転ができます
・飲み会での会話を覚えています
・翌日も朝から頭がすっきりしています
・飲んだ後のラーメンもないので痩せました(笑)

とても健康的になったと思いますし、それまでお酒ばかりに費やしてきた時間やお金も、パラレルキャリアなどの自己投資に使うことができました。

また片付けパパらしく、お酒を「片付ける」ということも言えましたし、なにせお酒をやめたことでスゴイですねと言われ、自己肯定感もあがりました。まさにこれは禁酒のおかげでした。


さらに8年掛かりましたが、先日の人間ドックの結果、
遂にγGTPの数値が正常値になったのです!



一方で、お酒を誘われても、かたくなに断り続けることで、チャンスを失っていることも少なからずありました。

例えばワインやクラフトビールなどの生産者の方とのコラボレーションがしにくい・・・

また人間関係においても、お酒を一緒に飲むからこその、腹を割ったコミュニケーションがとれることも、やめてみて改めて感じました。

「ビィールと云ふ酒あり。是は麦酒にて、其味至って苦けれど、胸隔を開くために妙なり」
(ビールという酒がある。これは麦の酒で、その味は苦いけれど、腹を割って話せるので不思議だ) 

福沢諭吉「西洋衣食住」より

そもそも私は禁酒を勧めているのではありません。

「良いバランスで付き合えればそれが一番」ということを皆さんにお伝えてしています。

残念ながら8年前までの私にはその良いバランスを取るのが難しかったので、あえて一滴も飲まないという選択をしたまでなのです。

ということで私は、
22年間はお酒を飲みまくる
8年間はお酒を全く飲まない
という両極端を経験しました。

特にこの8年間は、アルコールを一滴も飲んではならないというルールを自分に課すことで、多少なりとも息苦しさも感じていたことは事実です。


そんな両極端を経験したから言えることがあります。

それは

「ほどほどが一番」

であること。

いい加減ではなく、良い加減でお酒と付き合えば良いのではと思います。

これは、お酒に限らずの話でもありますね。


ということで、禁酒8年となりますが、今後のお酒の付き合いとして、また「良い加減」にお酒と付き合っていっても良いかなとも感じています。

少なくても今の私はお酒にコントロールされることなく「たしなむ」ことができると思っていますので。

でも本当にお酒を解禁するかは、もう少し考えてみますけどね(笑)

横浜でオクトーバーフェストやっているんですね!


もしお酒を解禁したら、また皆さん飲みに付き合ってくれるかしら(笑)

もし飲むとしたら、まずはビールかな(笑)



最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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