#9 行為後悔と非行為後悔
パラレルキャリア研究家の大村信夫です。
あなたは聞いたことありますか?
「行為後悔と非行為後悔」(こういこうかい と ひこういこうかい)
聞いたことがない方も、この表現ならご存じの方も多いのではないでしょうか?
『“やらない後悔”より“やった後悔”のほうがいい』
松下電器(現:パナソニック)を一代で築き上げた実業家の松下幸之助さんの言葉です。
私がパラレルキャリアはもちろんのこと、日々の決断においても意識している言葉です。
これは学術的にも調査されており、コーネル大学で行われた研究結果では、先週の出来事など短期的には「やらなければよかった」という行為後悔のほうが「やっておけばよかった」という非行為後悔よりもわずかに上回る(53% vs 47%)が、数か月以上のスパンで振り返ると大きく逆転(16% vs 84%)するのです。
そして一番長いスパンというと、人生ですよね。
「死ぬ瞬間の5つの後悔」という本があります。
数多くの「最期」を看取った女性介護人が死の床で聞いた、誰にでも共通する後悔についてまとめてあるのですが、その後悔がこちらの5つです。
(1)「自分に正直な人生を生きればよかった」
(2)「働きすぎなければよかった」
(3)「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」
(4)「友人と連絡を取り続ければよかった」
(5)「幸せをあきらめなければよかった」
これは、すべて非行為後悔ですね・・・
https://www.amazon.co.jp/dp/410506391X
では、なんでやらないのでしょうか?
私の場合は「挑戦して失敗したら恥ずかしい」という考えがありました。
でも長く人生を生きてくると分かったことがあります。
「他人は自分が思うほど、自分のことなんて興味を持っていない」
茂木健一郎さんも同じようなことを言っていました。
結局私は何を言いたいっかって?
「後悔しないためにも、やりましょうよ!」
ただそれだけ。
例え失敗しても、経験が手に入ります。
経験値が上がることはでかいですよ。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
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