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夏休みの宿題

またしても唐突な近況報告


こんにちは、omuraisuです。先日、所用があり外出した際、なんと一人焼き肉を初めて体験してきました!!!お一人様を豪語したいomuraisu、着実な成長を遂げております。親には心配されつつありますが笑

まぁ、そんな話は置いておいて。タイムリーな話をしようかなと思います。

夏休みの宿題がマジで無理だった話

中学に上がってすぐくらいのタイミングで転校をしてしまったので、夏休みの期間や課題にローカルな違いがあると思いますが、私も例に漏れず夏休みの宿題大嫌い人間でした。
今思うと約1ヶ月お休みをもらうのであれば、学校で学んだことを忘れないためには適度な量だったと思います。当時の私にとっては酷でしたが。ちなみに、我が家では選択課題は全てやる方針でした笑 なので、「書道・ポスター制作・自由研究の中から1つ選んで提出してください」と学校から指示があれば全部1種類ずつ出しました。絵心皆無なのでポスターは1作品、書道は習字を習っていたので出品できるリストに載っていたもの全て、自由研究1テーマ、だったような。

「読書感想文」

これさえ無くなれば良いのに…!と毎年思っていました笑。それくらい本当に無理でした。
実を言うと、母の実家に帰省している間は教師をしている親戚の方に読書感想文を見てもらっていて、その指導がキツかったのでやりたくないと思った所以です。
読書感想文って、文字通り「本を読んで思ったことを書く」だけではありますが、単純に書いてるとすぐネタが尽きます。「どの部分をどう感じたのか、何故そう思ったのか」「なぜ主人公/登場人物に対して同意/反対できるのか」その深掘りが辛くて添削をされている間は毎回泣いていました。

「自由研究」

あれ、当時は本当に嫌いだった記憶があるのに、今考えるとどうして嫌いだったのか分からない… たぶん、自由研究と言えどPDCAサイクルみたいなのを回さなきゃいけない手間と紙に書く時間が膨大だったからなのではないでしょうか。今ならパワポやWordで簡単に綺麗にまとまったレポートが作れますが、当時はまだ小学校でもMicrosoftOfficeを勉強するどころか親御さんでもやれる方は少ない時代でした。便利な世の中になりましたよ、本当に。
嫌い嫌いと言いつつ、自由研究のテーマはかなり自由でした。年によっては姉や妹のやっていたテーマを引き継ぐこともありましたが、自然科学系の自由研究をやったと思えば化学のような自由研究をやったこともありました。

ちなみに、手伝ってもらった母と私が「もう二度とやりたくない」と口を揃えるテーマが「うどん作り」です。試作品がどれもめちゃくちゃマズかった。しかも、自由研究をした前に香川でめちゃくちゃ美味しい讃岐うどんを食べていたので余計マズく感じました。

乗り越えた先にあったもの

語る前に…※謝辞

偉そうにあれこれ語る前に、貴重なお休みに私達の読書感想文の添削をしてくれた親戚の方、家事と並行して私達の自由研究を見てくれた両親には感謝しております。これから語るスキルは皆さんのおかげで得られた貴重な物です。本当にありがとうございました。

レポート書くのに困らない

これは読書感想文や自由研究のおかげで身についたスキルだと思います。
「テーマを決める→目的の詳細を明らかにする→仮説を立てる→検証→仮説(→検証に戻る)→結論」をパパッと立てられて、すぐレポートを書けるようになりました。大学の講義等になるとさすがに短時間で済ませられない時の方が多くなりましたが、それでも「このテーマで書くのならこういった文献からアプローチしてこういった結論で着地できそう」と脳内で構成を作っているので、レポートのネタ作りのために図書館やネットで文献を漁ることはほぼありませんでした。姉も似たような経験を持っていたので、これは夏休みの宿題のおかげだと思います。

唯一の弊害は、脳内でレポートが6割方完成しているのに調子に乗ってなかなかリアルで作成しないことです笑 はよ書けや笑

文章を読む「だけ」にならなくなった

読書感想文は大嫌い人間でしたが、読書は大好きでした。小学校高学年くらいまで両親が所有していた漫画もなく、当時読むにしては難しめの内容だったこともあり、読むのは児童文学ばかり。
普通に読むのが悪いことはありませんが、読書感想文でしごかれたおかげで「常に考えながら読む」ことを無意識にできるようになったかなと思います。「なんで」「どのように」を頭の片隅に入れながら読むことで、単に読むだけではなく、物語の流れや重要なパートをしっかり覚えられるようになったと思います、たぶん。


夏休みの宿題大嫌い人間が今思うこと


今と私が小学生中学生の頃とでは、負担が全く違うと思います。やらなきゃいけないことがたくさんあって、猫の手も借りたくなる気持ちは理解できます。私も習い事たくさんやらせてもらっていたのでまぁまぁな過密スケジュールではありましたが…

ただ、夏休みの宿題や学校生活をこなすことで得られるスキルは習い事で全て代用できるものかと言われたらちょっと違う気もします。個人的な意見ですが、塾はあくまで学校の補習に充てるものですし、習い事も本人の興味関心その他色々に基づいてスキルアップするためのものです。それは大学受験だろうが高校受験だろうが変わらないスタンスだとずっと思っています。

そう考えるとアホみたいに多いと思っていた大量の課題を期日までにしっかりとこなすこともスケジュール管理能力を身に付けるために必要な素材ではないでしょうか。それに今は代行サービスもありますがそれを使って今は手間を省けても将来困ることになるのは自分だと、少なくとも私はそう思います、と続けようとしたのですが、遺○捜査に登場する警察官が脳内に現れたのでカットします笑 だからと言って、ギリギリまで溜め込んで締切間近にこなすのはストレスが増えるので止めましょう!!心理的な疲労もそうですが大学生になった時、本当に辛いです!!!

ちょっと話がずれますが、私は宿題丸投げに反対しますが部分的な委託は賛成します。私も親にグラフ作成を頼んだり、親戚の方に添削をしていただいたりしてました。あくまで部分的、です。ある程度自分で作った土台に手が届かない・見えていない範囲を大人が加工するのは良いのではないかなと思います。
あと、外部の目線って大事です。ゼミ活動で同期内で添削をしていると自分が気づいていなかったポイントに気付かされますし、逆に周りの参考になるところ・直した方がいいところも見つけられます。何より、三人寄れば文殊の知恵とも言います笑。従姉妹の自由研究を見ていた時、どうしてもタイトルが浮かばないらしく、たまたまその場に居合わせた私と母も巻き込んで皆で悩んだところ、物凄く惹かれるキャッチコピーが思い浮かびました。

ということで、課題はコツコツ・ヒイヒイ言いながら、時には大人の手や意見も借りつつ自分で頑張りましょう!!!
というわけで、勉強のモチベーションを上げる名台詞に毎回入ってくる有名なとある漫画の台詞で今日はおしまいです。

やりたいことを思いっきりやるためには
やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ

ちはやふる 第7巻より


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