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ストッキングは擦られ、スカートは回る

誤解のないように、どういう状況かをもう少し詳しく書かせて頂くと、
通勤ラッシュ混雑の影響で、他人の骨盤と脚の感触を感じながら、
スカートは摩擦のため回されるに至った、という個人的な話です。


私は、通勤ラッシュが本当に嫌いだ。私の会社の所在地は東京都23区のど真ん中にある。家からは朝の時間は約1時間かかる。


会社員を始めて半月が経ち、今のところ特にストレスも何もないのだが(まだ研修期間だから当たり前か)、唯一会社員って嫌だ!と思うのは「通勤」だ。大学時代もラッシュの経験はあったが、責任の重さが違う。大学は遅れてもいい、自己責任に収まるが、会社は組織に関わる。遅れたら、始末書か、面談だ。

それはもう精神的プレッシャーが襲い掛かって、
「列車遅延したらどうしよう」「急病人に立ち会ったらどうしよう」
どうしようどうしようドウシヨウって気持ちで朝はいっぱいです。

そんなプレッシャーに押しつぶされそうになった新社会人ソラは、通勤2日目にして朝活を決意しました。朝の電車の どピーク を外す為に、始業1時間半前に、会社の最寄に到着するように試んでいたのです。

のですが!
今日は寝坊してしまった関係で、超混雑車両に乗ることになりました。
一本前の電車も、すっごく空いているわけでもないのですが、人と距離を置いて直立することが出来るし、タイミングを問わず出来ます。
朝の1分1秒が本当に惜しい、というのはこのことなんだなと思いました。一本電車を乗り遅れるだけで、こんなにも幸福度が変わる。


また、今日のポジションは、「ダムのせき止め」だったのだが、
それが辛さマシマシにさせていた。

「ダムせき止めポジション」っていうのは、
いわゆる勝ち組座席組の目の前の立っている人の場所のことを指します。

次々となだれ込んでくる人たちに押されながらも、
座席にありつけた勝ち組にご迷惑をおかけしないように必死に守っていました。

つり革を越えて、網棚に手を伸ばし、必死になって自分の体重をぶら下げる。
後ろからの圧迫に抵抗出来るように、必死に脚を踏ん張らせる。



これが、都内の通勤列車問題。
どうにかならないかな。

今の私には難しいけれど、将来どうにか、こうにかしたい。
だって、確実に都心のサラリーマンの幸福度を大きく下げている要因だもん。

とりあえず、、
今の私に作れる幸福への行動は、
「明日こそ一本早い電車に乗って、ピークの電車を避け、朝活を達成すること」
だと思うので、早起き頑張って明日の私を幸せにしてみせます。

(「朝の混雑解消」を誓って都知事になった人いたっけね)

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