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第三十五回 冬の匂い

ごきげんよう、灰燐です。kairinと読んでください。元、愁颯です。
今年の4月から流転の代表をやっていたのですが、つい5日前に自由の身となりまして。日々に余裕があることの楽しさ。

寒くなってきましたね。帰宅した人の連れてきた外気に冬の匂いがありました。季節ごとの匂いを例えるなら、春は花と土、夏は南風と草むら、秋は夏の名残と冬の予感のブレンド。というか秋、短すぎてあまり記憶にない。冬の匂いはどこからきているのかよくわからなくて毎年考えてます。雪雲と凍えた大地からだと言われればちょっと納得感はある。
じゃあ今回はこのへんで。ごきげんよう。

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