第四十三回 ♨
この町も変わらねぇな……。
どうした、すごくいい出来だと思って一夜明けたら急に駄作に見える短歌を見るような目で俺を見やがって。俺だよ俺!碧川だよ!!(びよ~ん)
というわけで。お久しぶりです、碧川春です。
なんと、前回noteを書いてから3カ月が経過していたようです。いつもいつも担当を忘れてしまい、誠に申し訳ない限りであります。いろいろと立て込んでおり(言い訳①)、あまり短歌も作れていない現在なのですが(言い訳②)、ぼちぼち書いてみます。
さて。
寒さが堪える昨今、テストが終わったら大学生は長期休みなことだし、温泉なんかとても良いですよね。日本の良いところはどこに行ってもたいがい温泉があるところだと思います。大阪から日帰りできる距離にも、城崎、有馬、洞川、白浜……などなど、有名な温泉地がたくさんありますし、一度は明るいうちから温泉に浸かって、そのままその辺のお店に入り、土地の食べ物やお酒を楽しむ、みたいな豊かな休日を過ごしてみたいものです。
しかし我々、多忙かつ貧乏な学生の身としては、温泉に行くような時間もお金もなかなかない。そこで、いつまでも冷えたままの温泉欲を満たしてくれる存在、それが銭湯なのです。いえ~~い。
私は昨年あたりからほそぼそと、定期圏内の銭湯をひとり巡っているのですが、これがなかなかに良く、要するに、今回の内容は銭湯っていいよ~!という広報活動です。しばしお付き合いください。
銭湯のいいところといえばまず、気軽に行けること!大阪は入るだけだと520円、手ぶらで行って貸しタオルや小さい石鹸セットを付けても700円ほどで入れます。駅に近いところもたくさん!さっと、1000円かからず、日常から離れて、ゆったりと広い湯船に浸かるという特別感を味わえるのがめちゃくちゃ良いです。狭い空しか見えないけれど、露天風呂があるところもあったり。かぽーん。
それから、何と言ってもお風呂に入れるところですね。銭湯なんやからそらそうやろと思われるかもしれませんが、ま~~~~めんどくさいじゃないですか、お風呂。毎夜キャンセルするか悩み、えいやと入ったり時には入らなかったり。それが「ちょっとうれしいイベント」に代わるのが、めちゃくちゃいい。家のお風呂は広くないし、入ったら洗わなきゃいけないし、特に冬は寒いし。それらの、お風呂の嫌だなポイントを解消してくれ、ほかほかで夜道を帰ることができるのがおすすめポイント②です。
以上、他にも場所によってさまざまな雰囲気の違いがあることや、サービスの良さ、銭湯に欠かせない牛乳(コーヒー牛乳・フルーツ牛乳でも)、強制的にデジタルデトックスになるとこなど、いいところはまだまだたくさんあるのですが、長くなってきたのでここらでやめにします。みなさんもぜひ銭湯、行ってみてくださいね~!
最後に、銭湯を思い出して詠んでみた短歌でも。
限りなく最強に近い湯上りは吐息で星を隠せさえする
それでは!