アイドリッシュセブンとの出会い
遡ること高校2年生の夏、某感染症のおかげでかなり短い夏休みを終えて後期補習と文化祭準備に追われていた頃、暑い中部活を終えて友達数人とミスドに向かっていた時でした。当時、中学生の時からずっと応援していた芸能人の方(以下推しさん)の熱愛報道が出て呆然としたことを鮮明に覚えています。そもそも、その方は過去にも熱愛報道も出ていたし「またかぁ」くらいに思っていたのですが、この時は様子がかなりおかしかったのです。熱愛報道だのなんだのの前にかなり攻撃的な記事とSNSでの過激な程での誹謗中傷。私としては「また記者にストーカーされてて可哀想だな」としか思っていなかったのですが、報道番組でもかなり推しさん側に対して厳しい指摘をしていてとても悲しかったのです。
自分が大好きな人がこんなことになっているのに私は何も出来ないし推しさんを守ってあげることも出来ない。結局推しさんは事務所を退所し、海外という広い世界に行ってしまいました。もちろん日本のドラマにもほとんど出ていませんしライブもなく、応援する術がない。相手が自分と歳が近かったこともありストレスが溜まって一旦その界隈から離れることにしたのです。
とっても長い前置きは鬱陶しくて嫌いなんですが、このことだけは書きたかったので。
それで本題なのですがリアルに学校でもボロボロで推し事もボロボロだった私にアイドリッシュセブンを教えてくれたのは私の友達Yでした。ありがとう友達。
先に言っておくとアイドリッシュセブンというコンテンツは、7人の男性アイドルグループ"IDOLiSH7"を中心に、私たちがマネージャーとなって育成するゲームです。他にもグループは出てくるのですが、ネタバレになってしまうのでIDOLiSH7という名前だけ覚えて帰ってください。
実は、このコンテンツ、最初私は「たかが2次元のゲーム。飽きたら速攻消すからな」と甘く見ていたのですが、そもそも精神的に限界を迎えていた私をフルボッコに殴りかかってきたのです。キャラクターの過去重すぎだし、芸能界厳しすぎてこっちが泣きそう。さすがメンタル育成ゲームと言われているゲーム、話の一つ一つが胸に刺さりまくるのです。そして1ヶ月で本編ストーリーを読み切り強靭なハートを持ったアイナナマネージャーとなったのです。
何を言いたいのかというと、ボロボロな私をアイドリッシュセブンが助けてくれたのです。ありがとうアイナナ。ありがとう友達Y。
アイドリッシュセブンは2次元に触れたことがない人でもかなりすんなり入ってくると思います。ミステリー小説で伏線回収が趣味の方は特に。楽曲も素晴らしいものばかりですし、キャストさんも豪華です。気が向いたらアプリをインストールしてみて下さい。アプリが面倒臭いならアニメもやってますからそちらをご覧いただくのもありです。もし、ハマってしまったら私の方までお知らせください。語りましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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