英語でデザイン思考を学ぼう!イノベーティブなマインドセットを習得できる、d.campとは?
みなさん、こんにちは!SelanのRisakoです。
前回の記事に引き続き、STEAM教育の導入例を紹介していきます!
イノベーションを生み出すための方法、「デザイン思考」を取り入れた学習とは?
デザイン思考とは、世界的デザインコンサルファーム、IDEOの創設者であるデイビッド・ケリーらが、イノベーションや解決策へ至るためのアプローチ手法として紹介した考え方です。
サービスや製品を使う相手の気持ちに寄りそうことから、ユーザー自身も気づかなかったニーズや解決方法を発想します。また、サービスなどにとどまらず、社会課題の解決にも活用されます。
例えば、IDEOではデザイン思考を活用し、ペルーの学校で新たな教育システムをゼロからデザインしました。新興国からグローバルで、意欲的な人材を育てるために、徹底的なインタビューや調査を重ね、子供達がより学びやすいよう、デジタルの学習ツールを導入しました。
デザイン思考では、思いつきを声に出し、手を動かして考えることの繰り返しが大切な過程とされています。このプロセスを取り入れたSTEAM教育では、発想力やチームで動く力、失敗を怖がらないレジリアンス力を育てることが期待されています。
高校生からデザイン思考を始めよう!
IDEO Tokyoが主催するサマーキャンプ、d.campでは英語と日本語を交えながら、デザイン思考について楽しく本格的に学ぶことができます。
観察、共感、ブレインストーム、プロトタイプ、ストーリーテリングといった、デザイン思考のプロセスを体験することができる特別なプログラムです。
IDEO d.Camp(ディー·キャンプ)は、多様なバックグラウンドを持つ高校生が集まり、IDEOのデザイナーたちから新しいスキルセットとマインドセットを学ぶ5日間のサマーキャンプです。クリエイティブな課題解決のアプローチとデザイン·シンキングについて学び、実社会の問題解決につながるわくわくするような課題に取り組み、実践的なアクティビティを通じて創造力を磨きます。
(IDEO公式ウェブサイトより)
過去のd.campでは、「どのようにして、職場の生活改善に貢献する新型オフィスチェアをデザインできるだろうか」というチャレンジや、「どのようにして、人々の自転車使用率を増やすサービス·商品をデザインできるだろうか」、といったチャレンジに取り組んでいます。
また、通常は5日間かけて、会場でワークショップに参加しますが、今年はオンラインで開催されました。
創造性とイノベーションを起こすスキルを身につけることができるチャンスに、是非挑戦してみてはいかがでしょうか?
次回は3つ目の教育キーワード、サスティナビリティーについてご紹介します!
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