新時代を生き抜くために、必要なスキル!STEAM教育とは?
みなさん、こんにちは!SelanのRisakoです。
「Selanが考える、令和における重要な教育キーワード」2つ目は、STEAM教育です!今回は、STEAM教育の概要や歴史について、紐解いていきます。
イノベーション人材を育成する、STEAM教育
STEAMとは、従来のScience・Technology・Engineering・Mathematicsから成り立つSTEM教育に、芸術(アート)・教養(リベラルアーツ)のArtsを足した学びのフレームワークです。
急速に変化する現代社会を生き抜くために必要な、創造性や問いかける力、論理的思考、チームワーク、コミュニケーションスキルなどを習得するためのアプローチとして、教育現場で導入されています。
2006年にアメリカ出身の研究者 / 教育者のGeorgette Yakman氏が, STEAM教育の考え方を発表しました。今ではアメリカを中心に、多くの学校が授業に取り入れています。
日本ではまだ始まったばかりのプログラミング教育も、STEAMの一環ですが、実は同じアジア圏でもインドやシンガポールでは、数年前から学校でSTEAM教育を取り入れています。
STEAMスキルを身につけ、世界に羽ばたこう!
STEAM教育で習得したスキルは、実際の社会でどのように活用できるのしょうか?Google やAppleなど、グローバルなIT企業が集まるシリコンバレーでは、日常的にSTEAMのフレームワークが活用されています。
ソフトウェアエンジニアやプロダクトデザイナーなど、どんな分野でも欠かせない職種がSTEAM分野の仕事です。
ただ製品やウェブサイトを作るのではなく、「どのようにしたらみんなが使いやすいのだろう?」「どのように変化に対応できるのだろう?」など、人間の体験を中心に考えることも、STEAMのフレームワークの一つです。
文部科学省では、これからの社会において必要且つSTEAM教育で得られるスキルとして、下記の3つを挙げています。
・文章や情報を正確に読み解き、対話する力
・科学的に思考、吟味し活用する力
・価値を見つけ出す感性と力、好奇心・探求力
この3つのスキルを習得するためにも、導入が全世界で加速するSTEAM教育。どのように学ぶことができるのでしょうか?
次回は、アメリカで大注目!STEAM教育導入の学校や、日本でも受講できるオンラインSTEAMキャンプについて、紹介をしていきます!