血圧計の早朝マークと早朝高血圧
こんにちは🌞
オムロンの血圧計には「早朝」マークが搭載されていることを知っていますか?
早朝の血圧を把握することの大切さを知って、ぜひ「早朝」マークを活用してください😉
「早朝高血圧」ってなに?なんで早朝の血圧を見るの?
血圧は1日の中で常に変動しています。
一般的に、日中の血圧は夜間に比べて高めです。夕方になるにつれて下降し、睡眠中にさらに低くなり、起床とともにまた上昇します。
健康な人でも朝起きて活動を始めると血圧が上がりますが、早朝に血圧が急上昇したり、夜中に下がりきっていなかったりする場合は注意が必要です。
これを「早朝高血圧」といいます。
高血圧持続型とモーニングサージ型
「早朝高血圧」には、以下の通り2つのタイプがあります。
・高血圧持続型
睡眠中も血圧があまり低下せず、朝まで持続して血圧が高くなるタイプ。就寝中に血圧が高いと心臓や血管に負担を与えてしまい、脳・心血管疾患を起こすリスクが高まるといわれています。
・モーニングサージ型
寝ている間にいったん血圧が下がるものの、明け方から起床時にかけて急激に血圧が上昇するタイプ。脳卒中のリスクが高いといわれています。
早朝っていつ?
高血圧治療ガイドライン2019では、【起床後1時間以内、排尿後、服薬・朝食前】が「朝の血圧」の測定条件となっています。
オムロンの血圧計では午前4時~9時59分を「朝」の時間帯としています。
通常、医療機関では日中に血圧を測定するため、早朝の血圧値を確認することができません。
そのため早朝の血圧は、特に家庭で注意して見ておく必要があるのです。
早朝高血圧は、医療機関では見つけにくい高血圧のひとつとして「仮面高血圧」とも呼ばれています。
それでは、「朝」の血圧の傾向を確認してみましょう!
「早朝高血圧確認」機能が搭載されている血圧計で、太陽のマークがついているボタンを押してみましょう。
朝の血圧の週平均(今週を含む4週間の平均値)が表示されます。朝の血圧の週平均が家庭血圧による高血圧の基準値以上となっている場合は、「血圧高」マークの上に「早朝」マークが表示されます。
ちなみに、「血圧高」マークは、測定した血圧が基準値*以上の時に表示されます。
*家庭血圧による高血圧の基準値:収縮期血圧が135mmHg以上、または、かつ拡張期血圧が85mmHg以上
スマートフォン健康管理アプリ「OMRON connect(オムロンコネクト)」の「かんたん血圧日記」機能で血圧を管理している場合は、
自分の生活リズムに合わせて【朝】の時間帯を設定できます。カレンダー形式のグラフで日々の血圧値の傾向をひと目で確認できます。
※「早朝高血圧確認」機能搭載機種はこちらからご確認ください。https://www.healthcare.omron.co.jp/product/hem/compare/