◆仕事が大好きな私に、到来したブームの話
筆まめ、って、死語ですか?
ふで-まめ【筆忠実】
[名・形動]おっくうがらずに、手紙や文章をまめに書くこと。また、そのさまや、そのような人。「筆忠実に連絡する」⇔筆不精。
出典:デジタル大辞泉
わたしの筆まめ起源
父の都合で、我が家は俗に言う転勤族だった。幼稚園はふたつ、小学校はみっつ通った。引越しのタイミングの都合でお泊まり保育は経験していないし、次期学級委員になるはずだった学期の手前の夏休みに人知れず転校したりした。
もちろん当時携帯電話やパソコンなるものが存在すらしてなかったので、わたしは大切にしていた友だちとの繋がりを守るために「文通」という手段を選択した。
時には「好きだったクラスメイトへの手紙」を同封して友だちに渡してもらったり、文通相手も転校してしまったことをきっかけにその子の転校先でできた新しい友だちと文通することになったりした(文にすると複雑w)
今思うと、親の都合で突然居場所を奪われた寂しさを埋めるために、文通を通して
「自分が築いてきたもの(友情)」を確認していたのかなぁ。
とにもかくにも、文通がわたしの筆まめのスタート地点である。
ふたたび
おちびが出来て、おそらく出産をむかえた家庭の8割が経験しているのではないかと思われる現象が、我が家でも起こった。それは「年賀状文化の復活」である。
(‥‥8割は言い過ぎかな?)
とんと遠ざかっていた「お手紙」と向き合う瞬間が来るとは。というのも、わたしは字が下手だ。それはもう、絶望的に。書道を習わせてもらっていたが、親には「月謝代をドブに捨てたようなもの」と冗談まじりに言われたが、あれは本音だったと思う。それほど下手なのだ。
でもアプリで作って印刷されてきた年賀状の束を目の前にすると、「これをそのまま郵送するわけにはいかないな」と思い、ペンを取って、一枚一枚メッセージをしたためた。
字が下手なりに、やっぱり筆まめなのだな。
はがきブーム到来
一度復活すると、錆びた車輪に油を差したように、ちょっとしたことで筆を取りたくなるもので。
たとえば、おちびが生まれてから、「お祝い」をよくもらうようになり、お礼をする機会が増えた。そこで一筆したためたり、贈り物にお手紙を添えたり。そして、字が下手だからこそ、おちびの写真で空白を埋めたい。
そこで活躍しているのが、これ。
普通の家庭用プリンターで印刷できるため、これを使って、「オリジナルはがき」を作成している。
購入のきっかけは、結婚式のフォトプロップスを作るためだった。
(フォトプロップス↓)
オリジナルはがき作成の手順は簡単で、
▶︎おちびの写真を撮る
▶︎アプリで加工する
▶︎これにプリンターで印刷する
▶︎はがきサイズにカットする
の4ステップ。
ちなみに、写っている万年筆。
彼に誕生日プレゼントとしてもらったもの。使いたいんだけど普段はなかなか、、、ここぞとばかり使ってます。ボールペンより書きやすいし、ちょっとしたメッセージに味がでる。大切に使っていきたい。
余談
あ、これは余談だけれど、今はがきっていくらか知ってますか?
63円です。
この前むかーしに買ったはがきが出てきて、それに「52円切手」が印刷されていて、わざわざ「11円」買い足したわけだけれど、地味に手間。。。あの制度どうにかならないかなぁ。電子マネーで後払いとか。
余談でした。
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