ニート飯レビューしない その3


昨日はサボってしまった。三日坊主というか二日ですら書き続けられるか怪しい。
「継続は力なり」が小学五年生の担任の口癖だった。日記を書くのが課題としてあって、毎日日記のコメント欄にこの言葉が添えられていた。コイツ本当に読んでるのかと小学生時代ずっと思っていた。
私の日記の内容はサッカー楽しかった。みたいなことばかりだった気がする。
「またサッカーの話かよ」って先生は思っていたかもしれない。毎日似たような内容に対して飽きていただろう。同じ内容を書くなとは子供に言い難いから「継続は力なり」というコメントを繰り返し記すことで、生徒に問いを提示していたのだろうか。
先日、彼女とおいしいタイ料理を食べに行った。その時偶然にも小学生時代の友人に出会った。まさかこんなところにいるなんて。何かの天啓か。つながりを感じた。友人は就職してIT
系の大企業に就職したらしい。一方僕はというと生産性のあることは何一つせず、毎日楽しく暮らしていることを伝えた。他の友人たちは、どこどこに就職したとか浪人したとかそんな話ばかりだった。そんなかで気になっていたことを聞いた。小学生の頃の日記の話だ。他の人はあの日記の宿題になんてコメントが書かれていたのだろうか。と聞いたところ、信じられない言葉帰ってきた。そんな宿題はなかったと。
そんな宿題はない? そんなはずはないだろう。「昔の話で忘れたんだろ」
「あれはやりたい人がやるっていう宿題」
当時の僕は先生の話を中途半端に聞いてた。なぜ毎回同じコメントだったのか合点がいった。つまり先生は忙しいのにも関わらず僕のしょうもない日記に付き合ってくれていたのだろう。
仕事増やしてごめんね。
継続は力なり

おいしい
きらびやか


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