【雑談】美少女プラモデル爆誕!
凄いタイトル名だな(笑)
ということで、模型・フィギュア業界にここ数年で登場した美少女プラモデルについて、思ったことを書く雑談です。
昔のを探してみると、バンダイが「うる星やつら」のプラモデルを発売していたりと、過去にも美少女キャラがプラモデル化された時代もあったのですが、当時は技術も相まってお世辞にも出来が凄く良いというものはありませんでした。
その反動でガレージキットを購入して塗装・組み立てた方も多い時代なのかもしれません。
ここ8~9年ぐらい前から、全身では無いものの、可愛らしい顔をプラモデルで表現する流れが出来ます。
コトブキヤの「フレームアームズ・ガール」という、元はロボットのオリジナルメカに美少女を混ぜて爆誕した商品となります。
アニメ化などもあり、この人気と支持率は大きくなっていき「フレームアームズ・ガール」は人気商品となりました。
人気となれば偽物が現れる。偽物が出てくれば売れた証拠とも言えます。(AV作品とか、アニメや映画・番組を使ったパロディが出てくれば、それは売れた証だ!という感覚もあります。)
中国で似たような商品が展開されるようになりましたので、1つの時代を築いたと言っていいと思います。
人気が出れば追従するのも商売。
その後、他者から様々な美少女プラモデルが発売される流れとなりました。
ただこれは過去の「うる星やつら」のプラモデルとは異なり、アクションフィギュアとして顔だけ美少女フィギュアという展開でした。
身体部分もあるのですが、アクションフィギュアの顔を重視したデザインやまとめ方になっていました。
そんな中、技術力もあり元々プラモデルを先行しているBANDAI SPIRITSホビー事業部が発表しました「ガンダムビルドファイターズ Figure-riseLABO ホシノ・フミナ」が登場します。
ロボットと異なり、全身をプラモデルで表現するとなれば、あらゆる身体の曲線を再現しなければなりません。
パーツの合わせ目や金型からの抜きを考えれると、そこまで費用をかけてやるものではないのでしょうが、そこにBANDAI SPIRITSは挑んだのでした。
またそこに独自の技術を駆使した「レイヤードインジェクション」(複数の色を1つの型に流し込む技術)で肌色や透明感。シャドウ塗装を表現するというとんでもない商品を開発しました。
いやースゲーの一言ですね。
全身を塗装しなくても綺麗にプラモデルで再現、美少女プラモデルが爆誕したのでした。
しかしシリーズはあまり展開されなかったので、需要と供給具合もあるかと思いますが、やはり製造単価的にそこまで利益ある商売では無いのかと思われます。
ただ、バンダイだから出来るチカラを見せつけた商品を企画開発してくれたのは、今後の模型業界のレベルを全体的に底上げさせてた素晴らしい商品だと思います。
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