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3日目~赤色との因縁~

ここ最近バイクに乗る機会が増えた。

バイクと言っても50ccの愛車、HONDAのジャイロキャノピーである。いわゆるよくピザ屋とか、デリバリーの人達が乗っている屋根がついたバイクだ。 

今自分が乗っているキャノピーはジモティーでたまたま安く見つけたものを購入したもので。

ジモティーで格安で見つけたはいいものの、通常キャノピーの基本色は白だが、思い切りカスタムされていて、そのキャノピーは真っ赤だった。

これに乗って道を走るだけで羞恥心が爆発するような見た目のバイクなだけに悩みに悩んだが、買うことを決め(羞恥心麻痺)、手続き諸々含めで出品者に会うことになったのが会った瞬間に納得した。
何故このキャノピーは深紅のキャノピーなのかを。

まともな感覚ではキャノピーを赤くすることはないのである。

近所のセブンイレブンでその出品者は真っ赤な軽バンで参上し、そこにはでっかく広島東洋カープのカスタムが施されていた。

そう、このキャノピーは広島東洋カープファンのデカい期待を背負ったカスタムが施されたキャノピーなのであった。



ちなみに僕は野球は全く分からない。

野球選手はオオタニサン、か野茂かイチローかダルビッシュかクロマティしか知らない。

そんな野球無知の人間が、強めのカープファンの期待を背に2代目オーナーとして深紅のキャノピーを手にし、横浜は金沢区の赤い彗星になったわけである。


ちなみに自分は、自分でも意味がわかってはいないのだが赤いアイテムを多く持っている。

それは小物とかでは無く、

一時期ハマっていたロードバイクも赤い自転車だったし、

自分が普段使っているメインのベースはもう20年近く赤いベースだ 

高校受験が終わり親からの補助金を受け、初めて自分で手に入れたベースが赤いベースだったからという起因だとは思うが、

赤という色は僕らが生きていた時代と言うより、全世代に共通して言えることだと思うが赤というのはとにかく目立つ色だ。
戦隊モノでも赤は必ずリーダーである事が物語っている。

ただ自分が初めて手にしたベースを持ったそれ以降楽器屋にベースを買いに行ったとしても

「赤いジャズベースをください」


と、楽器屋からしたら赤色マニアの変なジジィ来ちゃった、と戦慄するレベルの要求しかしない痛客である。

それでも基本的に店員さんは優しいので、赤いジャズベースを何本か並べてくれる、

そこでどうやって選ぶか、

楽器の選び方は色々あると思うが、間違いなく1番大事なのは音、その楽器が奏でてくれる音であることに間違いは無い。

楽器屋の店員さんが出してくれた数本の赤いジャズベース、
それを1本1本鳴らしていき、どれが自分に合う音なのか吟味し、悩み、それを購入する
のが一般の流れ。

と、僕はそもそも楽器屋で試奏をする行為が嫌いというか、楽器屋で弾けるほどの技術を持ち合わせていないので、楽器を買う時に試奏はしない。


そう。
 


なんとなく、これ


で、ある



そのなんとなくの感性が予算オーバーの数十万のベースだったとしたら、それを手に入れることは無い。

予算を超えているだけでそいつは俺の手に渡るべきでは無いのである(貧乏人)

今のベースも嫁さんと一緒に楽器屋に行って楽器代を補助して買ったものであり(クズバンドマン)、
それがもう10数年前の話なので、それはもう1本の楽器としたら物凄いコスパなのである、

というか俺はなんの話しをしようとしてたのかもうわからないので寝ます

さりげない尾本アピール

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