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2024年を振り返って

昨年は何かのきっかけてこちらの記事が読まれることが多かったようで、「note見ました!」と言われる事の多い年でした(これ書いたの23年なんですけどね)。

おかげで社会人博士の方向けの講演依頼がきたり、個別にご相談をいただいたりと、今になって博士時代の事を思い返すことが多かったように思います(noteをフォローくださった方も多いのですが、更新頻度低め、博士ネタも今後は少なめになると思います。ご期待くださった方すいません。研究titipsなんかは引き続き自分ようにまとめたいなとは思ってます)。

よく社会人博士は孤独だと言われます。実際、それまでのように同じ教室で同じことを学ぶクラスメイトはおらず、自分の課題は自分で考えるしかないという環境は、それまでと大きく違う物です。また、仕事もせずに研究にかまけている、と思われる人もいるでしょう。上司から「研究はちょっと控えてくれないか」と直接言われた方も知っています。自分でも悩みながら、周りからも理解を得られないとしたら、それは確かに孤独感が強いのかもしれません。

そんな社会人博士にも心強い仲間がいます。同じ道を歩んできた先輩やゼミ生、研究仲間です。私の記事をご覧になった方の多くは、これから博士課程に進むか、今まさにその最中なのだと思いますが、悩んだ時は一人で抱え込まず周囲の方にご相談いただければと思います。これは博士号を取った後も同じで、私の師匠は「良い研究は良いコミュニティから生まれる」と仰っていました。皆さんが良いコミュニティと出会えることをお祈り申し上げます。

「博士取ったぜマウント」取っていてもしょうがないので、自分の研究をしっかりしないといけない訳ですが、おかげさまで周囲の方のご支援もあって紀要1本、査読1本が公刊され、投稿1本ができました。数としてはまだまだですが、良いコミュニティに出会うことができ、共同研究のお誘いなどもいただけ1年となりました。仕事にも慣れてきたので、今年はより一層アウトプットにいそしみたいと思います。また、博士論文をベースとした本を書くことについても考えていることがあるので、今年中には形にしたい次第です。いろいろとご縁のある皆様にはご迷惑をおかけすることも多いと思いますが、よろしくお願いいたします。